国立大学法人 岡山大学

LANGUAGE
ENGLISHCHINESE
MENU

トリノ大学アヤニ学長らが岡山大学を訪問:国際連携強化のための会合を開催

2019年06月06日

 イタリアのトリノ大学のジャンマリア・アヤニ学長が、ロレンザ・オペルチ副学長(教育・国際担当)、ジャンルカ・コチ東アジア連携アドバイザーと共に5月11日、本学を訪れ、那須保友理事(研究担当)・副学長や古矢修一副理事(研究担当)および本学教員らと、両学の今後の交流および国際連携の強化について意見交換を行いました。
 本学は同大学と2016年に大学間協定を、2018年には学生交流協定を締結しています。国際連携強化に向けた今回の会合では、那須理事とベルナール・シュヌヴィエ特任教授・特別URAが本学の国際研究戦略や取り組みを説明。アヤニ学長が同大学の研究・国際戦略について紹介し、「東アジア、特に日本とのパートナーシップ強化を一層図りたい」と話しました。
 異分野基礎科学研究所の鈴木孝義教授は、今春から大学院自然科学研究科を中心に実施している「インターナショナル・マスターコース(IMAC)」について説明。トリノ大学との国際共同の研究プロジェクトを実施している大学院社会文化科学研究科の松本直子教授は、考古学分野を中心としたトランスディシプリナリーなプロジェクトであり、トリノ大学を代表とする欧州6研究機関・企業が参画するホライズン2020ライズプログラム”BE-ARCHAEO”について、その取り組みと、2月20日に開催されたキックオフミーティングおよびシンポジウムを紹介しました。また、異分野基礎科学研究所の野原実教授、中性子医療研究センターの松浦栄次教授と大学院環境生命科学研究科の守屋央朗准教授が、今後の共同研究の発展に向け研究紹介を行いました。
 本学は、研究大学強化促進事業およびスーパーグローバル大学の選定校として、海外の大学研究機関との学術交流協定締結を強化しており、トリノ大学と本学はこれまで研究者間の共同研究や学生交流を行ってきました。この訪問により、これまでの活動成果を確認するとともに、今後もさらなる交流の発展が期待されます。

【本件問い合わせ先】
研究推進機構 教授、特別URA
ベルナール・シュヌヴィエ(Bernard Chenevier)
TEL:086-251-8917

年度