国立大学法人 岡山大学

LANGUAGE
ENGLISHCHINESE
MENU

岡山大学令和元年度特別講演「経営と人材評価」を開催

2019年07月30日

 本学は7月25日、公益財団法人大原記念倉敷中央医療機構の相田俊夫副理事長を講師として招き、各部局長等の管理職員を対象とした講演会を本学創立五十周年記念館で開催しました。約90人が聴講しました。
 槇野博史学長のあいさつの後、相田副理事長が「経営と人材評価」と題して、経営と人材評価の課題などについて講演。企業と非営利法人(病院)の両方の経験を踏まえ、企業の人事評価制度の変遷、人事評価の目的、トレンド、評価手法などの体系的な内容から、同機構が運営する倉敷中央病院において実践している能力開発・人事制度の基本フレームという実践的な内容まで、幅広く紹介しました。特に、評価項目に関しては、病院としての要望を具体的に伝えるためのものであることや、協働とは枠組で動かすものであり、そのための仕組みが必要であることなど、実務上の経験を踏まえた説明には大変説得力があり、本学の人材評価制度の在り方を考える貴重な機会となりました。
 倉敷中央病院における管理職員としての医師の育成制度の概要、病院におけるハラスメントの対応などに関して質疑応答もあり、運営する病院の現状や自身の経験などを紹介しつつ、さらに具体的な内容に触れました。
 本学では、今後もこのような講演を計画して教職員の能力開発の機会を設けることで、持続可能な組織作りに取り組んで参ります。

【本件問い合わせ先】
総務・企画部総務課
TEL:086-251-7004

年度