国立大学法人 岡山大学

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岡山大学病院で市民フォーラム「ゲノム医療と科学の最先端」を開催

2019年07月31日

 6月30日、岡山大学病院で市民フォーラム2019「ゲノム医療と科学の最先端」を開催し、高校生を中心に一般の方を含めた約130人が参加しました。
 岡山大学病院臨床遺伝子診療科の十川麗美技術職員は、がんゲノムをテーマに遺伝やがん、遺伝カウンセリングについて全般的に紹介。臨床遺伝子診療科の河内麻里子助教は、急速に加速しているがんゲノム医療の診療現場や仕組みをわかりやすく解説しました。大学院医歯薬学総合研究科の須藤雄気教授は、光の受容体であるロドプシンなどの膜タンパク質を利用して光を医療に応用する研究内容について話し、岡山大学異分野融合先端研究コアの佐藤伸准教授・研究教授は、ウーパールーパーの再生能力を人間の医療に生かす研究を紹介しました。
 フォーラムの前には高校生約50人を対象に、岡山大学病院の最新の医療設備を体験する医療デモ体験を実施。シミュレーションセンターにて、内視鏡や腹腔鏡の機械の操作や縫合を体験しました。実際の手術で使用している器具に触れ、高校生らは初めて見る医療機器に目を輝かせており、医療に対してより一層関心が高まったようでした。「興味を引く内容ばかりで面白く、もっと話が聞きたい」「初めて知ることばかりで楽しかった」「未来の医療について知ることができた」などといった感想が寄せられました。

【本件問い合わせ先】
岡山大学病院 新医療研究開発センター
TEL:086-235-6504

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