国立大学法人 岡山大学

LANGUAGE
ENGLISHCHINESE
MENU

大学教育再生加速プログラム(AP事業)として取り組んだ国際バカロレア(IB)入試の総括に関するシンポジウムを開催

2019年10月18日

 本学は9月29日、大学教育再生加速プログラム採択事業シンポジウム『AP事業(入試改革)総括シンポジウム~IB教育と向き合った「岡山大学モデル」~』を創立五十周年記念館で開催しました。本学は、平成26年度に文部科学省が実施する大学教育再生加速プログラムの「テーマⅢ(入試改革)」に採択されており、今年が事業の最終年度となります。そこで今回は、これまでの本学の取組を振り返り、外部の方の意見をいただく場として本シンポジウムを開催しました。
 佐野寛理事(教学担当)・総括副学長のあいさつの後、岡山理科大学附属中学校・高等学校長(前岡山大学アドミッションセンター長)の田原誠氏が「岡山大学モデルのフレームワーク~国際バカロレア教育に向き合った修了生受け入れ~」と題した基調報告を行い、AP事業の6年間について講演。IB修了生の受け入れについて、他大学や生徒を輩出する側であるIB校の方も講演しました。鹿児島大学アドミッションセンターの竹内正興准教授は、本学など先行してIB入試を導入している大学の事例を参考としながら取り組んできた鹿児島大学のIB入試の現状について紹介したほか、立命館宇治中学校・高等学校の福島浩介教諭、カナディアンアカデミーの遠藤クラム智子教諭とVictoria Lidzbarski教諭は一条校(学校教育法第一条に定められた幼稚園・小学校・中学校・高等学校・大学などの学校)、インターナショナル校の立場からIB修了生の大学選択行動について説明しました。
 パネルディスカッションでは、大学選択する際にIB生が何を重要視するのか、また、受け入れる大学としてどのような対応が必要であるかなどについて活発な意見交換が行われました。
 本学は今後もさらにIB入試を推進するため、IB入試やIB教育の理解・普及に努めていきます。

◯IB入試について
 国際バカロレア機構が定める国際的に標準化されたカリキュラムを履修し、最終試験に合格した、IBフルディプロマの取得者を対象にした入試です。
 岡山大学では国際バカロレア資格の教育内容について、高等学校教育課程修了レベルを超えたものと見なしうると判断。平成24年度入試から、同資格取得者を対象に書類選考のみ(一部学部・コースを除く)で入学資格を与える入試を行っています。
 詳細やIB校についてはこちら

◯大学教育再生加速プログラムについてはこちら

【本件問い合わせ先】
高大接続・学生支援センター アドミッション部門
TEL: 086-251-7284

年度