1月9日に昭和音楽大学（神奈川県川崎市）で開催された「第21回ショパン国際ピアノコンクールin ASIA (Final Round)」で、本学の中田征希さん（医学部医学科4年）がショパニストB部門銅賞、大槻和平さん（同）がショパニストA部門銅賞に輝きました。二人は、本学ピアノ部にも所属。医学科生として多忙な学業の合間に、幼い頃から続けてきたピアノの腕に一層磨きをかけ、地区予選、全国大会を勝ち上がりアジア大会で見事な成績を収めました。
　2017年の第18回大会（ショパニストA部門）で銀賞だった中田さんは、「今回は惜しくも金賞を逃してしまった。とても悔いが残る結果となったが、これをバネに今後は応援してくださった方々のためにも、医学の勉強とピアノの両方で結果を出せるよう頑張りたい」と話しています。
　大槻さんは「医学ではない大きな趣味のうちの一つであるピアノにおいて、国際大会に進出でき、さらにはメダルをいただき、私の両親や師匠、応援してくださった方々に大変感謝しています」と話していました。

※ショパン国際ピアノコンクールin ASIA：
　優美かつ華麗なショパンの音楽を通じて国際レベルの優れた演奏家を発掘・育成することを目的として開催されているコンクール。ピアニスト牛田智大さん、小林愛実さんらを輩出。
・ショパニストA部門：ピアノを主専攻とする学生を除く、主にショパン愛好家のための部門。
・ショパニストB部門：ショパニストA部門よりも演奏時間が長い部門。

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