国立大学法人 岡山大学

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三井倉庫ホールディングスと連携・協力協定を締結

2020年03月19日

 本学と三井倉庫ホールディングス株式会社(以下、「三井倉庫HD」)は3月18日、連携・協力に関する協定を締結しました。
 三井倉庫HDは、日本の医療の未来を物流から支えるため、ライフサイエンス分野での物流サービスの開発に注力してきました。その一環として、2015年から、本学とバイオバンク※に関する共同研究を開始。「岡山大学病院バイオバンク(通称:岡大バイオバンク)」における検体の保管に関する研究や、企業などによる保管検体の利活用を支援する研究などに取り組み、2019年には、共同研究で蓄積されたノウハウを活用して三井倉庫HDが「iPS細胞を含む臨床研究検体等の極低温管理・保管・輸送一貫サービス」を事業化するなどの成果を挙げています。
 これらの成果を基盤に、ライフサイエンス分野にとどまらず、さまざまな領域に対象を広げて共同研究を促進するとともに、交流の活発化や人材育成の相互支援を通じてさらなる学術研究の振興と研究成果の社会活用を図るため、このたび包括的な連携・協力に関する協定を締結することとなりました。
 この日、本学津島キャンパスで調印式を行い、本学の槇野博史学長と三井倉庫HDの古賀博文代表取締役社長が協定書に調印しました。
 今後は、本協定に基づき、ライフサイエンス分野など幅広い領域で相互の連携・協力を進めていきます。

※バイオバンクとは    
患者の同意を得て提供された生体試料(血液・組織等)を保管する「倉庫」とその試料に関連する臨床情報(治療・検査の記録等)を保管する「データベース」のこと。
岡山大学では2015年から「岡山大学病院バイオバンク(通称:岡大バイオバンク)」を運営しています。

三井倉庫HDと本学との共同研究については以下をご参照ください。
「iPS細胞を含む臨床研究検体等の極低温管理・保管・輸送一貫サービスの提供を開始」

【本件問い合わせ先】
研究協力部研究協力課
TEL:086-251-8462

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