国立大学法人 岡山大学

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コロナ禍の学生と地域飲食店への支援プロジェクトを実施した学生3人に学長表彰を行いました

2020年07月06日

 本学は7月3日、新型コロナウイルスの影響を受けた本学の学生と、地域の飲食店双方を支援するプロジェクトを企画・実施した槇遥希さん(法学部4年)、宮本泰輔さん(法学部4年)、林田圭さん(大学院教育学研究科2年)に槇野博史学長から表彰状を授与しました。
 同プロジェクトは槇さんが発案し、宮本さん、林田さんの協力を得て、「コロナがなんじゃ!WIN&WIN学生プロジェクト 岡大生の食支援×地域飲食店の活性化」という企画名で、6月1日~12日の平日に実施。「岡山大学学都基金」が資金面をサポートし、本学津島キャンパス周辺の飲食店から1食500円程度で購入した弁当を1日あたり300~500食用意して、9店舗の協力を得て10日間で3900食を本学学生に配布しました。
 槇さんは、表彰式後の学長への報告の中で、「学生だけではなく保護者の方からもお礼のメッセージをいただいた。多くの方に喜んでいただけてプロジェクトは成功だったと思う。新入生など何人かが、もらう側から配る側になって協力してくれたことも良かった」と話しました。宮本さんも「最初は、飲食店から無料で提供してもらったお弁当をひっそりと配るところから始まったのに、大学の支援を得て、このような大きなプロジェクトになるとは思わなかった。協力してくれる人もたくさんいてありがたかった」、林田さんも「SNSで、弁当配布はありがたいという声が上がっていて、ニーズがあることを実感できた。どの飲食店も快く協力してくれて、打撃を受けていた飲食店の支援になったことも良かった」とそれぞれ振り返りました。
 槇野学長は、「学生たちが、新型コロナウイルスの影響により生活上のさまざまな面で苦労していることは聞いていた。金銭的な支援だけではなく、このような形の支援も行うことで、『大学として学生のことを考えている』というメッセージを伝えたかった。SDGsが社会の課題に取り組むのと同様に、今回は学生と地域双方のニーズに合ったことを実施できたことも素晴らしかった。大学の中だけではなく、地域のことも考え巻き込んで、まさに『Win-Win』のプロジェクトになったように思う。これを契機に第2弾・第3弾を期待している」と激励しました。

【本件お問い合わせ先】
学務部学生支援課
TEL:086-251-7179

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