国立大学法人 岡山大学

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SDGsアンバサダーが世界的ビジネスコンテストHultPrize開催に向け、世界の「食」に関するワークショップを開催

2020年10月28日

 10月10、11日、岡山大学SDGsアンバサダー主催、岡山大学-Ceedの共催で、世界の「食」に関するワークショップを開催しました。この企画はSDGsアンバサダーの4人の学生(経済学部4年西本光輝さん、経済学部3年澤山幸也さん、経済学部3年岡本真さん、理学部3年大野さくらさん)が企画・運営し、本田恭子環境生命科学研究科准教授がアドバイザーとして協力しました。12月13日に本学で開催予定の世界的ビジネスコンテスト、HultPrize岡山大会(学内予選大会)の開催に向けた第一回目のプレワークショップとして開催。今年度のHultPrizeのテーマである「食」について、ディスカッションを中心に参加者同士が意見を交わしあうことで学びを深めました。
 ワークショップの参加者は総勢31人。学部1年生から大学院生と幅広い年代の学生が参加しました。また、11の全ての学部およびグローバル・ディスカバリー・プログラムの学生がディスカッションに参加し、さまざまな視点からの意見が飛び交う、深い学びの会となりました。
 ワークショップの前半では、HultPrize岡山大会のCampus Directorを務める西本さんが、世界の「食」の現状について講義形式でレクチャー。既存の世界食糧システムの現状や課題について問題提起しました。現状の課題を打破するために世界的に注目が高まる最先端のフードテクノロジーについても、データや動画を用いて解説しました。
 後半では、参加者同士のディスカッションが行われ、「植物性代替肉や培養肉、3Dプリンターによってデータ化された食が当たり前になった世界では、人々の生活はどのように変化し、そこにどのような需要が生まれるのか?」など食の現状と将来について熱く議論を交わしました。
 西本さんは、「SDGsの目標を達成し、持続可能な社会を実現するには私たち一人ひとりが当事者意識を持って行動することが必要である。私たちの生活に最も身近で欠かせない問題である『食』を通して、私たちの未来を考え行動する、そのきっかけとしてHultPrizeにぜひ挑戦してほしい」と参加者に呼びかけました。
 12月13日の本番に向けて、これからもビジネスやプレゼンテーションの方法についてのワークショップを随時開催予定です。

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今後の予定
第2回ワークショップ(ビジネスを知る) 11月7、8日 開催予定
第3回ワークショップ(ビジネスに磨きをかける) 11月14日 開催予定
第4回ワークショップ(プレゼン、伝え方を学ぶ) 11月18日 開催予定
HultPrize 岡山大会 12月13日 開催予定
皆様のご参加をお待ちしております!! 
各ワークショップ、大会へのお申込みフォーム一覧はこちら
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【HultPrizeについて】
 SDGs目標達成のために世界中の学生が集うビジネスコンテストで、大学生および大学院生のみを対象に行っている世界最大規模のビジネスコンテストです。優勝チームには1million doller (1億円以上)が事業資金として与えられ、 現在は国際連合がパートナーとなり、121カ国、100万人を超える学生が参加しています。
 今年度のテーマは「food for good ~transforming food into a vehicle for change~」。世界の食糧システムの問題点を根本的に解決し、持続可能な社会を発展させるためのビジネスプランを競います。
 岡山大学では、全4段階あるHultPrizeのプログラムにおいて1次選考であるOn Campus大会を開催。優勝した1チームが、岡山大学からの代表として第2ステージであるRegional大会への出場権を得ることができます。
 詳しくは、 HultPrize Okayama 公式HP、もしくは同公式Instagramをご覧ください。

【本件問い合わせ先】
 総務・企画部社会連携課 
 TEL:086-251-8374 
 E-mail:SDGs◎adm.okayama-u.ac.jp
 ※@を◎に置き換えています。

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