国立大学法人 岡山大学

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事業構想大学院大学と教育研究交流および協力に関する包括連携協定を締結

2020年12月04日

 本学は12月2日、事業構想大学院大学(学校法人先端教育機構)と、教育研究交流および協力に関する包括連携協定を締結しました。
 事業構想大学院大学は、事業構想と構想計画を構築する社会人向け大学院であり、「知の実践研究・教育で、社会の一翼を担う」という理念を掲げています。事業の根本からアイデアを発想し、事業の理想となる構想を考え、実現するためのアイデアを紡ぎ、構想計画を構築していくことを対象とした多様なカリキュラムを提供しています。10月7日、本学と同大がポストコロナの持続可能な地域・人材育成を考察するオンラインセミナーを共催したことを契機に、「高度な知の創成と的確な知の継承」を理念とする本学と同大の協業について検討を重ね、本協定の締結に至りました。
 本協定に基づき、教員および研究者、学部生、大学院生の交流や、共同研究および研究集会の促進などを行っていく予定です。具体的な内容については、今後調整を進めていきます。
 この日オンラインで実施した本包括協定締結式には、本学からは槇野博史学長、高橋香代理事(企画・評価・総務担当)、那須保友理事(研究担当)・副学長、舟橋弘晃副学長(特命(大学院改革)担当)、横井篤文副学長(特命(海外戦略)担当)、同大からは東英弥理事長、田中里沙学長、谷野豊研究科長、川山竜二研究科長(社会情報大学院大学)、白田範史主任研究員(SDGs総研)が出席。槇野学長が協定締結の経緯を説明し、田中学長が「コロナ禍で日本全体がより濃密な知的交流の場作りを重視することになりますので、本協定がその装置として有効に有機的に機能しますよう、スピード感を持って価値創出の実績を出したく存じます」とあいさつ。出席者らがモニター越しに、協定書を手にして記念撮影しました。
 締結式に続けて、出席者らで意見交換会を実施。「両大の共同によるFD(Faculty Development)・SD(Staff Development)研修を、学外にも開かれた形で実施したい」、「大学経営を事業構想という観点で考えるうえで、社会の一翼を担いつつ永続的なマネタイズ(収益化)を行うにはどうすればよいか、ぜひ力添えをいただきたい」など、今後の提携に向けて活発な意見を交わしました。

【本件問い合わせ先】
総務・企画部社会連携課
TEL:086-251-8491

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