国立大学法人 岡山大学

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鹿田遺跡から出土した絵馬の詳細な復元完成 グッズ販売も開始

2013年12月03日

 岡山大学埋蔵文化財調査研究センターの発掘調査により本年4月、鹿田遺跡から出土した絵馬2枚のより詳細な復元が完成し、それからイメージして作成したグッズ販売を開始します。(出土状況等については本年5月23日に記者発表済み)
 5月の記者発表の後、本センターによる詳細な観察と(株)コンテンツによる精細なデジタル撮影を経て、肉眼では非常に見づらかった「猿駒曳(さるこまひき)」の図柄の、詳細を描くことができました。描かれた馬は都の馬に遜色ない立派な飾り馬であることが判明し、筆遣いも非常に流麗であることがわかりました。馬の絵馬と一緒に出土した、牛の絵馬の図柄も、おそらく同一人物の手によるものとみられ、飾りを施された様子が復元できました。樹種分析・顔料分析については奈良文化財研究所にて進めております。
 本センターはこうした復元からイメージした「岡大絵馬 翔くん」・「岡大絵馬 福ちゃん」の2点のグッズを作成しました。いわゆるミュージアムグッズを作成・販売することは初の試みです。岡山大学のPRグッズとして、岡大訪問の記念品として気軽に手にとっていただければと考えています。販売は、岡山大学生協で12/4(水)から行われます(税込み価格315円、津島地区ピーチショップ・鹿田地区コジカショップ)

添付資料(センター報)はこちらをご覧ください
添付資料(「岡大絵馬 翔くん」・「岡大絵馬 福ちゃん」写真)はこちらをご覧ください

報道発表資料はこちらをご覧ください


<お問い合わせ>
岡山大学埋蔵文化財調査研究センター
教授・山本悦世/助教・南健太郎 (絵馬の復元)
助教・岩﨑志保 (グッズの作成・販売)
TEL 086-251-7290 , FAX 086-251-7290

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