国立大学法人 岡山大学

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「口腔体操」でフレイルが改善!―1日3回・週3日の頻度が最も続けやすく効果的―

2026年02月19日

◆発表のポイント

  • 口腔体操を3か月行うと、高齢者のフレイルが有意に改善しました。
  • 1日3回・週3日の頻度が最も実施率が高く、現実的で続けやすいです。
  • 自宅でできる低コストの介入として、介護予防や地域の健康づくりに応用が期待されます。

 岡山大学学術研究院医療開発領域(岡山大学病院 歯科-予防歯科部門)の竹内倫子講師、岡山大学学術研究院医歯薬学域(歯)予防歯科学分野の江國大輔教授らの研究グループは、高齢者に対して口腔体操を3か月間行うことで、フレイル(虚弱)の状態が改善することを明らかにしました。この研究成果は、令和8年1月9日、イギリスの国際誌「Communications Medicine」にResearch Articleとして掲載されました。
 本研究により、「口腔体操」が、高齢者の健康維持に有効である可能性が示されました。地域包括ケアシステムや在宅での健康づくり、介護予防の取り組みに直結する簡便な方法として、社会実装に向けた大きな一歩になると期待されます。

◆研究者からひとこと

口腔体操は、どなたでも簡単に取り組める方法です。毎日でなくても、1日3回・週3日といった無理のない頻度で続けることが、フレイル改善につながることが確認できました。地域の健康活動や在宅ケアにも応用していただければ嬉しいです。
竹内講師

■論文情報
論 文 名:Effects of an oral exercise intervention on prefrailty or frailty in older people: a randomized clinical trial
掲 載 誌:Communications Medicine
著  者:Noriko Takeuchi, Nanami Sawada, Sakura Inada, Manabu Morita, Daisuke Ekuni
D O I:10.1038/s43856-025-01361-0
U R L:https://doi.org/10.1038/s43856-025-01361-0

■研究資金
 本研究は、日本学術振興会 科研費(21K10208)の支援を受けて実施しました。

<詳しい研究内容について>
「口腔体操」でフレイルが改善!―1日3回・週3日の頻度が最も続けやすく効果的―


<お問い合わせ>
岡山大学学術研究院医歯薬学域予防歯科学分野
教授 江國大輔
(電話番号)086-235-6712
(FAX)086-235-6714

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