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宇宙を旅した種子の生育について笠岡と米国の生徒がインターネット情報交換会を実施します

  Bion-M1ミッション国際宇宙教育実験により宇宙へ打ち上げられた種子を、本実験に参加している生徒たちが栽培し観察しています。今回、宇宙を旅したラディッシュの種を栽培している笠岡市立中央小学校の生徒と米国の生徒が、生育観察についてインターネットによるライブ情報交換会を行います。
1.名 称 :Bion-M1(バイオン-エムワン)ミッション国際宇宙教育実験
2.日 時 :平成26年3月14日(金)午前8時30分から午前9時00分
3.場 所 :笠岡市立中央小学校(笠岡市八番町1-3)4.参加者 :笠岡市立中央小学校5年生生徒
North Sanpete Middle School(米国ユタ州)
Punahou School(米国ハワイ州)
5.予 定 :インターネットによるビデオライブ情報交換会

【国際宇宙教育実験の背景、目的について】
 岡山大学資源植物科学研究所の杉本学(すぎもとまなぶ)准教授はロシア科学アカデミー生物医学研究所のVladimir Sychev(ウラジミール シチョフ)博士と、ロシア宇宙科学プログラム及び両研究所協力協定のもと、宇宙環境へ曝露する生物試料に関する科学的解析について共同研究を平成18年度から開始しています。この度、ロシア科学アカデミー生物医学研究所とロシア連邦宇宙局が実施するBion-M1(バイオン-エムワン)ミッション国際宇宙教育実験への参加について協力要請があり、杉本准教授が日本側コーディネーターとなり笠岡ひまわり復興支援プロジェクト(萬木善之代表 まんきよしゆき)と協力のもと、笠岡市立大島中学校、笠岡市立中央小学校、浅口市立寄島小学校が参加することになりました。
 Bion-M1ミッションの国際宇宙教育実験は、ロシア無人宇宙船「Bion-M1」を利用したものです。子供たちが準備した植物種子を搭載したBion-M1は、昨年4月19日カザフスタン共和国にあるバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ5月19日に地上へ戻ってきました。子供たちは1ヶ月間地球軌道上を周回した「宇宙を旅した種子」を栽培して宇宙環境が植物種子の生存や成長に及ぼす影響を観察します。
 今回のプログラムには岡山3校のほかロシアと米国の子供たちが参加し、マリーゴールド、きゅうり、小麦(ロシア)、ハツカダイコン(米国)の種を実験に用いています。各国の観察データはインターネット上のホームページで発表しています。また、各国の種子を交換して栽培し、世界各地の観察データと比較することも行っています。

【期待される効果】
 宇宙は子供たちにとって非常に魅力的であり好奇心をかきたてるため、宇宙実験を利用した教育実験は子供たちの科学や宇宙への関心を導くのに有効であると考えます。本実験への参加により、子供たちが科学や宇宙に対する強い興味をもつきっかけとなると同時に、国際協力の重要性を理解し、国際交流を深めることが期待されます。

【今後の予定】
 笠岡ひまわり復興支援プロジェクトでは種子を東日本大震災で被災した福島の子供たちに届ける予定です。なお、状況により変更もありえますので、詳細な日程等につきましては杉本か笠岡ひまわり復興支援プロジェクト萬木代表にご確認下さい。

【参照】
 細胞分子生化学グループホームページ
 http://www.rib.okayama-u.ac.jp/cytomol/tenkomori.html

 笠岡ひまわり復興支援プロジェクトホームページ
 http://ameblo.jp/himawari-tane311/
 (萬木善之代表)


<お問い合わせ>
 岡山大学資源植物科学研究所 准教授
 杉本 学
(電話番号)代 表:086-424-1661
        研究室:086-434-1253