国立大学法人 岡山大学

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リユースびん入りの岡山県産ほうじ茶「晴・Re・茶」5/12(月)から岡山大生協で販売

2014年05月09日

 環境にやさしいリユース(Reuse)を推進する取り組みとして、岡山大学廃棄物マネジメント研究センター、学生団体「岡プロ!」、NPO団体「岡山賢人プロジェクト」の3者共同で企画したリユースびん入り飲料「晴・Re・茶(はれちゃ)」が、5月12日(月)より岡山大学生協ピオーネユニオンにて販売されます。
 地元岡山県真庭市勝山地区産のほうじ茶を使用し、低カフェインでカラダにやさしく、岡山県の地産地消を推進する飲料としました。温室効果ガスの排出量をco2に換算して「見える化」(表示)する仕組み「カーボンフットプリント(CFP)コミュニケーションプログラム」の認定を受け、ガラスびんとして日本で初めてCFPマークを取得したリユースびんを使用しています。
 価格は1本(220ml)118円(税込、びん預り金10円を含む)で、飲み終わった後に空きびんをピオーネユニオンに返却すれば、びんの預り金10円が返却されます。
1 リユースびん飲料の概要
 この飲料は、環境省の「平成25年度びんリユースシステム構築に向けた実証事業」の採択を受けて開発されました。商品名は、岡山大学工学部二年生の上竹嘉紀さんが提案した、①「晴れの国おかやま」で育った茶葉を使い、②くり返し使えるReuseびんを使用して環境にやさしい、③ほうじ茶飲料、として、それぞれ「晴」、「Re」、「茶」の3文字を取って順につなげた商品名「晴・Re・茶(はれちゃ)」としました。また、(株)引両紋(岡山県備前市吉永町)が製造する岡山県真庭市勝山地区産のほうじ茶を使用し、低カフェインでカラダにやさしく、岡山県の地産地消を推進する飲料としました。
 なお、びんをリユースするためには、空きびんの回収・選別・洗浄などの手間がかかるため、製造・流通に関わる事業者の方の協力が不可欠になります。本事業の実施に当たっては、飲料の製造・充填・洗びんに大阪府豊能郡能勢町の能勢酒造(株)、岡山圏内での飲料の保管・販売先までの配送・空きびん回収に(株)リカーランドアヤノ、販売に岡山の地産地消に取り組む「食と農デザインプロジェクト・フーダ」の協力をいただいています。
日本食品標準成分表2010によれば、浸出液100gあたりのカフェイン含有量標準値はドリップコーヒー60mg、紅茶30mg、せん茶・ウーロン茶・ほうじ茶20mgとなっており、本飲料は11mgとカフェイン少なめになっています。

2 ガラスびんでは日本で初めてカーボンフットプリント・マークを取得
 リユースびんの環境負荷削減効果を分かりやすく情報提供する目的で、使用したリユースびんは、温室効果ガスの排出量をco2に換算して「見える化」(表示)する仕組み「カーボンフットプリント(CFP)コミュニケーションプログラム」の認定を受け、ガラスびんでは日本で初めてカーボンフットプリント(CFP)・マークを取得しました。
 このびんを1回使用して捨てた場合のCO2(440g)に比べ、5回くり返し利用するとCO2を67%減らせます。

3 販売
食と農デザインプロジェクト・フーダ
〒700-0031 岡山県岡山市北区富町2-5-27
電話: 086-252-1616 Fax: 086-251-9138
以上


報道発表資料はこちらをご覧ください


<お問い合わせ先>
岡山大学廃棄物マネジメント研究センター
准教授 松井康弘
(電話/FAX番号)086-251-8991
(ホームページ)http://harecha.com

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