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血糖をコントロールする新しい仕組みを発見

 本学医歯薬学総合研究科生体膜機能生化学の表弘志准教授、九州大学医学部坂本昌平(博士課程)、味の素株式会社らの研究グループは、VNUT(Vesicular Nucleotide Transporter, 小胞型ヌクレオチドトランスポーター)遺伝子破壊マウスでは、ATPの分泌が無くなると同時に血糖値が低下し、インスリンに対する感受性が増加することを発見。ATPが血糖値の調節に関わっていることを確認しました。本研究成果は、2014年10月21日(日本時間19:00)にNature Publishing Groupが発行する「Scientific Reports」において公開されました。
ATPは細胞間で情報を伝える分子として幅広く使われています。ATPは細胞内の小胞に蓄えられていて、刺激が来ると小胞内のATPを細胞外へ放出します。放出されたATPは標的となる細胞の受容体に結合して情報を伝えます。VNUTは、細胞内の小胞にATPを運ぶタンパク質で、ATPを用いた情報伝達に不可欠な役割を果たしています。

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<お問い合わせ>
岡山大学大学院医歯薬学研究科 生体膜機能生化学
准教授 表 弘志
(電話番号)086-251-7935