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可視光での水素製造効率が47%に達する光触媒を開発 実用化に必要な効率を大幅クリア

 岡山大学大学院環境生命科学研究科の高口豊准教授、田嶋智之講師、Kiki Kurniawan大学院生(博士後期課程3年)は、カーボンナノチューブの周りにTiOxという電子抽出物質を被覆した材料が、吸収された可視光の47%を水素に変換できる高い性能を示す光触媒であることを明らかにしました。これまで可視光領域で光触媒を実用化するのに必要とされていた30%という値を大幅にクリアしたことから、光触媒を利用したCO2フリー水素製造技術の実用化が期待されます。本研究成果は6月21日、英国の科学雑誌「RSC Advances」に掲載されました。
 また、今回の研究は、文部科学省の特別プログラムとして岡山大学が採択された「ASEAN 諸国におけるグリーンイノベーション推進人材養成プログラム」の中で、インドネシアからの留学生が研究を行い得られた成果です。創造的国際学都を目指し、岡山大学が持続可能な世界に向けたグローバルな環境人材の育成を進めた中で生まれた成果といえます。


<論文情報等>
論文名: Incorporating a TiOx Shell in Single-Walled Carbon Nanotube/Fullerodendron Coaxial Nanowires: Increasing the Photocatalytic Evolution of H2 from Water under Irradiation with Visible Light
著者:K. Kurniawan, T. Tajima,* Y. Kubo, H. Miyake, W. Kurashige, Y. Negishi and Y. Takaguchi*
掲載誌: RSC Advances 2017, 7, 31767-31770
DOI:10.1039/c7ra05412b

<詳しい研究内容について>
可視光での水素製造効率が47%に達する光触媒を開発 実用化に必要な効率を大幅クリア

<お問い合わせ>
岡山大学大学院環境生命科学研究科
准教授 高口 豊
(電話番号)086-251-8903
(FAX番号)086-251-8903
講師 田嶋 智之
(電話番号)086-251-8898
(FAX番号)086-251-8898