国立大学法人 岡山大学

LANGUAGE
ENGLISH
MENU

軟骨細胞の破裂が骨形成の場を作る! 骨ができる新しいメカニズムを発見

2018年01月17日

 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(歯)生体材料学分野の原エミリオ助教、松本卓也教授、大阪大学の共同研究グループは、骨が形成される新しいメカニズムをマウスモデルを使って発見しました。この新しいメカニズムは二次骨化中心と呼ばれる大腿骨などの関節部分における骨化初期において認められます。研究グループはこの部位における軟骨細胞が肥大化した結果、細胞の一部が破裂し骨形成に必要なスペースができること、この破裂の際に残された細胞膜断片が骨石灰化の開始点になることを見出しました。さらにこの細胞破裂は歩くことなどによって生じる機械的刺激によって誘引されることも突き止めました。本研究成果は骨の成長に適した環境の理解や新しい骨再生材料の開発につながります。成果は1月17日 日本時間午前0時(米国時間16日午前10時)米科学雑誌「ACS Biomaterials Science & Engineering」ならびに、1月15日 日本時間午後10時(英国時間午後1時)英科学雑誌「Integrative Biology」のオンライン電子版に掲載されました。


<論文情報等>論文名:Bioinspired mineralization using chondrocyte membrane nanofragments掲載誌:ACS Biomaterials Science & Engineering著者: Emilio Satoshi Hara, Masahiro Okada, Noriyuki Nagaoka, Takako Hattori, Takuo Kuboki, Takayoshi Nakano, Takuya Matsumoto
論文名:Chondrocyte burst promotes space for mineral expansion掲載誌:Integrative Biology著者: Emilio Satoshi Hara, Masahiro Okada, Noriyuki Nagaoka, Takako Hattori, Takuo Kuboki, Takayoshi Nakano, Takuya Matsumoto

<詳しい研究内容について>
軟骨細胞の破裂が骨形成の場を作る! 骨ができる新しいメカニズムを発見


<お問い合わせ>
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(歯)
教授 松本 卓也
(電話番号)086-235-6667
(FAX番号)086-235-6669

ACADEMIC YEAR