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骨形成と脂肪細胞分化の両方を調節する重要な因子を解明

 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科(口腔形態学分野)の岡村裕彦教授、池亀美華准教授、内部健太助教と徳島大学大学院医歯薬学研究部(口腔保健教育学分野)吉田賀弥講師と中国医科大学(中国遼寧省瀋陽市)の国際共同研究グループは、骨芽細胞に発現し、骨形成と脂肪細胞の分化の両方を調節する因子について解析を行い、蛋白質脱リン酸化酵素 PP2Aが重要な働きをもつことを明らかにしました。本研究成果は2017年11月8日、欧州の科学雑誌「Molecular and Cellular Endocrinology」に掲載されました。
 本研究では、PP2Aが骨量や骨密度の調節をするとともに、骨芽細胞によって分泌される脂肪細胞分化調節因子も制御することを見出しました。骨や脂肪形成におけるPP2Aの詳細な役割やメカニズムを解明することは、高齢化にともなう骨粗鬆症や骨髄※3の脂肪化を抑制するための予防法開発にも重要な知見を与えることが期待されます。
<論文情報等>論文名:Reduction of protein phosphatase 2A Cα promotes in vivo bone formation and adipocyte differentiation.掲載誌:Molecular and Cellular Endocrinology著者:Kaya Yoshida, Jumpei Teramachi, Kenta Uchibe, Mika Ikegame, Lihong Qiu, Di Yang, Hirohiko Okamura DOI:org/10.1016/j.mce.2017.11.005

発表論文はこちらからご覧いただけます。
http://org/10.1016/j.mce.2017.11.005

<詳しい研究内容について>
骨形成と脂肪細胞分化の両方を調節する重要な因子を解明

<お問い合わせ>
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科
口腔形態学分野
教授  岡村 裕彦
(電話番号)086-235-6630
(FAX番号)086-235-6634