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ピロリ菌感染における免疫反応にマクロファージ受容体が重要な役割

 岡山大学大学院保健学研究科の横田憲治教授(細菌学・免疫学)、大学院医歯薬総合研究科の岡田裕之教授(消化器・肝臓内科学)、松下治教授(病原細菌学)の共同研究グループは、ピロリ菌感染における全身の免疫系に、マクロファージのレセプターの一つであるDEC205が重要な働きをしていることを突き止めました。本研究成果は2月26日、英国のオンラインジャーナル「Oncotarget」に掲載予定です。
 これまで胃に感染するピロリ菌は、胃の疾患だけではなく全身の免疫系に影響しさまざまな疾患に影響していることが報告されています。胃の粘膜には粘膜付属のリンパ器官がありませんが、胃粘膜上皮間に浸潤したマクロファージが、ピロリ菌を認識していることが分かり、ピロリ菌感染者は、この菌に反応するマクロファージが全身に分布していることが判明しました。本研究成果は、今後さまざまな疾患解明に役立つ研究と考えられます。

<論文情報等>論文名:DEC205 mediates local and systemic immune responses to Helicobacter pylori infection in humans掲載誌:Oncotarget in press著 者:Masahide Kita, Kenji Yokota, Chihiro Kageyama, Susumu Take, Kazuyoshi Goto, Yoshiro Kawahara, Osamu Matsushita, Hiroyuki OkadaDOI:https://doi.org/10.18632/oncotarget.24574

<詳しい研究内容について>
ピロリ菌感染における免疫反応にマクロファージ受容体が重要な役割


<お問い合わせ>
岡山大学 大学院保健学研究科
教授 横田憲治
(電話番号)086-235-6846(直通)
(FAX番号)086-235-6846