国立大学法人 岡山大学

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備前市における新型コロナウイルス感染症の抗体検査に関する研究の実施について

2022年06月30日

◆発表のポイント

  • 「備前市と国立大学法人岡山大学との連携・協力協定」のもと、備前市住民または備前市内に所在する団体に在籍する人を対象に、新型コロナウイルス感染症の抗体検査を実施中
  • 抗体の経時的変化とその後の感染・発症・重症化との関連を評価することを目的
  • 2か月おきに最大6回、指先から少量の血液を採取し抗体価を測定。2022年6月3日より開始しており、市内指定場所にて採血予定です。参加費は無料です。是非ご参加ください。

 新型コロナウイルス感染症の世界的な感染の流行はいまだ終息していませんが、ワクチン接種が普及したことにより、新型コロナウイルス感染症の発症や重症化に一定の効果が示されています。ワクチンを接種することで、新型コロナウイルスに対する抗体が体内で産生されますが、接種後の抗体価は時間とともに低下することがわかっており、現在3回目の接種や高齢者などの重症化リスクの高い方には4回目の接種が推奨されています。これまでに、ワクチンの接種による抗体価の上昇や、ワクチン接種回数が抗体価と関連するという報告はありますが、実際の抗体価レベルと感染・発症・重症化の関連についての知見は十分ではありません。
 本研究は、「備前市と国立大学法人岡山大学との連携・協力協定」のもと、岡山県備前市に住民票があるまたは備前市内に所在する団体に在籍する人を対象に、新型コロナウイルス感染症の抗体検査を行い、抗体の経時的変化とその後の感染・発症・重症化との関連を評価することを目的としています。
 具体的には、2か月おきに最大6回、指先から少量の血液を採取し抗体価を測定します。2022年6月3日より開始しており、備前市内指定場所(検査予約システムにて確認可能)にて採血予定です。参加費は無料です。是非ご参加ください。

 参加費は無料です。ご参加いただいた方に、毎回感染対策グッズをお渡ししています。また、ご自分の抗体価の結果を知ることができます。岡山県備前市に住民票があるまたは備前市内に所在する団体に在籍する人が対象にはなりますが、ご興味がある方は是非ご参加ください。調査の参加は任意です。
頼藤教授

■発表内容
<現状> 新型コロナウイルス感染症の流行は高止まりの中、ワクチン接種3回目や4回目接種が国内でも進行中。
<調査の詳細> こちらの動画をご覧ください
<申し込み方法> 参加希望の方はGoogle Formから、または下記お問い合わせ先への電話により事前登録をしてください。その後、ご登録いただいたご連絡先へ、順次予約案内をお送りします。登録後1週間経っても届かない場合は、下記お問い合わせ先までお問い合わせください。定員に達しましたら締め切ります。
<調査に関するチラシ> 別添資料参考
<社会的な意義>
 新型コロナウイルスワクチン接種は進行中ですが、抗体の上りが悪い方の存在も指摘されています。本研究で、抗体価の変動の評価や、どのような抗体価の人が感染・発症・重症化するかの知見を得ることで、備前市における集団免疫と感染流行の評価をすることができます。結果的に、今後の新型コロナウイルス感染症の対策として、抗体価を測定することの意義の検討、そして、今後のワクチン政策への提言ができたらと考えています。

■調査情報
 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科疫学・衛生学分野HPに掲載

■研究資金
 本研究は、備前市からの補助金(備前市新型コロナウイルス感染症抗体検査研究事業補助金)を受け実施しております

■補足・用語説明
備前市のHPでも紹介されています。

<発表内容について>
備前市における新型コロナウイルス感染症の抗体検査に関する研究の実施について


<お問い合わせ>
岡山大学学術研究院医歯薬学域
(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 疫学・衛生学分野)
教授 頼藤 貴志
助教 佐々木 綾子
特別契約職員 門脇知花
電話番号 086-235-7177

年度