准教授 芳我 ちより

学歴
千葉大学看護学部卒業(看護学士)
千葉大学大学院博士前期課程修了(看護学修士)
山梨大学大学院博士課程修了(医科学博士)
職歴
世田谷区保健福祉センター 保健師
長野県看護大学地域看護学講座 助手
訪問看護振興財団 非常勤研究員
山梨大学大学院健康・生活支援看護学講座 助教
岡山大学大学院保健学研究科 准教授
専門分野
公衆衛生看護学、地域看護学、小児保健
「予防に勝る治療無し」をモットーに、生活習慣病予防を小児期から開始することを目指し、
いつ・どのような生活スタイルに留意すればよいのかを疫学的な手法を用いて明らかにすることをめざしている。
研究領域
母子保健、小児保健、地域保健に関する研究
健康教育、保健事業の評価に関する研究
保健師の継続教育に関する研究
現在の研究課題と活動
(科研費・研究代表者)
- 基盤研究(C)「ディープラーニングを用いた生活習慣病予防のための新たな成長曲線の開発」平成30年度~
(共同研究)
- 山梨県学校保健総合支援事業「子どもの生活習慣改善検討」
過去の研究課題と活動
(科研費・研究代表者)
- 挑戦的萌芽研究「地域における発達障害児とその家族に対する新たな養育支援方法修得プログラムの開発」平成27年度~平成30年度
- 若手研究(B)「幼児期における肥満発症関連因子に着目した生活習慣病予防のためのエビデンスの構築」平成24年度~平成27年度
- 若手研究(B)「幼児健診における小児肥満予防に向けた保健指導指針の作成」平成21年度~平成23年度
(科研費・共同研究者)
- 挑戦的萌芽研究「女性外来と連携した尿失禁症状を有する中高年女性に対する遠隔指導システムの開発」平成28年度~平成30年度
- 基盤研究(C)「環境看護の視点からみた病院環境の評価」平成21年度~平成23年度
(受託研究)
- 岡山県国民健康保険団体連合会;特定健診等未受診者実態調査分析事業
「受診率の向上を目指した未受診者対策のための方針の検討」
研究室メンバー
科研費技術者
吉村 恵子
博士前期課程(修士)
児嶋(難波) 春日 M2

大元 寿馬 M2

奥本 真帆 M2

白水 沙綾 M1

Xi Mengyao
O-NECUSプログラム留学生(10月1日より2020年9月30日まで在籍)

研究プロジェクトメンバー
A 研究プロジェクト ディープラーニングを用いた生活習慣病予防のための新たな成長曲線の開発
このプロジェクトは、生活習慣病と関連の深いメタボリックシンドローム(肥満)に着目し、小児期の体格との関連を明らかにすることで、将来の生活習慣病発症を予測できる新たな成長曲線を開発することです。
近年、胎児期および小児期の栄養状態が、成人期の生活習慣病の発生と関連するという興味深い論文が相次いで報告されています。しかし、いつ、どのような栄養状態がそれと関連するのかを明らかにしたものはありません。
私のこれまでの研究では、栄養状態の指標となる体格推移のパターンを分類し、12から15歳頃の肥満の出現を7歳までのデータだけで予測できる可能性を示しましたが、その予測精度の向上および成人期の体格との関連検証が課題でした。本研究で、乳児期から成人期までのデータを繋ぎ人工知能活用により、予測精度の高い成長曲線を作成できれば、効果的な生活習慣病予防対策が明らかになる可能性があります。
【研究責任者】
研究機関の名称 岡山大学
所属:岡山大学大学院
保健学研究科 職名:准教授 氏名:芳我 ちより
【研究分担者】
所属 | 職名 | 氏名 |
---|---|---|
岡山大学大学院自然科学研究科 | 講師 | 相田 敏明 |
岡山大学大学院環境生命科学研究科 | 准教授 | 珠玖 隆行 |
【連携研究者】
所属 | 職名 | 氏名 |
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岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 | 教授 | 窪木 拓男 |
【研究協力者】
所属 | 氏名 |
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トモエ医院 院長 | 刑部 光太郎(医師会支部長) |
富士吉田医師会・技師長 | 立澤 教夫(臨床検査技師) |
山梨県学校保健総合支援事業 | 有野 久美(養護教諭) |
山梨県・千葉県・茨城県をはじめとする国内市町村医師・保健師・学校養護教諭
【技術補佐】
氏名:吉村 恵子