本学の全学同窓会組織「岡山大学Alumni」は5月25日、活動の一つとして、関東圏同窓生有志で構成される「岡大懇話会」の令和5年度第1回目の会合を東京都港区にて開催しました。
　同会は、「いつか会」と同様にAlumni東京支部が主催しています。同支部の活動の輪を広げていく上で、各学部同窓会メンバーを中心に学部を超えて同窓生が集い、情報交流を行う場となっています。本年度第1回目の開催となる今回は、さまざまな学部・大学院から19人の同窓生とともに、本会の代表である小長啓一Alumni会長（法文学部（現：法学部）卒）と本年度から本学第15代学長（第5代法人の長）に就任した那須保友学長（医学部卒）が参加しました。
　本会は、幹事役を務める長谷川伸城氏（法学部卒）の司会により進行。はじめに、東京駐在の佐藤法仁副理事・副学長（歯学部卒）から大学の近況について説明が行われました。特に4月21日に文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学の連携による産学官連携・共同研究の施設整備事業」に本学が採択されたことや、今後次々と予定されている国の事業が国立大学法人だけではなく、わが国全体の研究力向上・イノベーション創出などにおいて極めて重要であり、その中で地域中核・特色ある研究大学：岡山大学が如何に存在感とイニシアチブを取って行くかについて紹介されました。また、本学広報誌である「いちょう並木」の最新号をもとに那須新学長の紹介が行われました。次に登壇した那須学長は、いちょう並木に掲載されている学長紹介をもとに、大学として変えてはならない点と柔軟に社会の変化ともに大学も変わっていく点「不易流行」の大学法人経営について紹介が行われ、参加者らと活発な意見交換が行われました。
　最後に小長Alumni会長から那須学長の就任のお祝いとともに、前述の佐藤副理事・副学長が紹介した本学を大きく発展することに繋がる事業について、組織として団結し、未来を見据えたビジョンと学長のリーダーとしての「人間力」「構想力」「決断力」「実行力」の4つの能力が極めて重要であることを紹介。自身が通商産業省（現経済産業省）事務次官や総理秘書官として田中角栄元総理の傍に立ち、「日本列島改造論」や「日中国交正常化」などの大きな変革の場を経験したエピソードを交えて具体的な紹介がありました。
　同会は、本学同窓生ならば出身学部・研究科を問わず、どなたでも参加することができます。次回は、9月14日（木）（会場：23区内を予定）に開催予定です。また、「令和5年度岡山大学Alumni（全学同窓会）東京支部総会」が7月22日（土）に如水会館（東京都千代田区）で開催されます。ご興味ある方はお気軽にご参加ください。

　岡山大学Alumni（全学同窓会）： http://www.cc.okayama-u.ac.jp/~dousou/alumni/

〇参考ニュース
・関東圏同窓会会合「岡大懇話会」（令和4年度第1回）を開催（2022年11月30日）
・関東圏同窓会会合「岡大懇話会」（令和4年度第2回）を開催（2023年2月28日）

【本件問い合わせ先】
岡山大学研究推進機構（東京駐在）副理事・副学長・URA　佐藤法仁
E-mail：ura-info◎okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。