医療倫理2021（COVID-19感染拡大防止のためオンライン授業）
岡山大学大学院保健学研究科 中塚幹也
価値観の多様化は医療分野にも及んでおり，特に生命の誕生や消滅の近くにいる医療従事者は，急速な医療技術の進歩に伴い各人が持っていく多面的な倫理観を理解する必要がある．日々，変化している生命を取り巻く社会状況に敏感となり，適切な情報を得る姿勢を身につけ，医療従事者として目の前に起こる生命倫理に関する命題を多角的な視点を持って捉えることができることを目標とする．
粟屋先生の授業は，大学院医歯薬学総合研究科修士課程「生命倫理学」と共通です。テキストとして『生命倫理学/医療と法 講義スライドノート（第3版）』（粟屋ほか編，ふくろう出版）が使用されます．事前に購入（岡大生協）するか，先輩などから入手するかしてください．
第1回：ガイダンス 中塚幹也
第2回：卵子提供・卵子凍結 中塚幹也
第3回：安楽死・尊厳死をめぐる法と倫理 粟屋 剛
第4回：死生論 粟屋 剛
第5回：男女の産み分けは許されるか 中塚幹也
第6回：医学情報をめぐる法と倫理 粟屋 剛
第7回：生殖医療をめぐる法と倫理 中塚幹也
第8回：脳死・臓器移植をめぐる法と倫理 粟屋 剛
第9回：患者の自己決定権とインフォームド・コンセント 粟屋 剛
第10回：性同一性障害を取り巻く状況 中塚幹也
第11回：人間論 粟屋 剛
第12回：生命倫理とは何か 粟屋 剛
第13回：「中国における生殖医療―その倫理的、法的、社会的問題―」
于麗玲（ウ・リリン）（岡山大学大学院保健学研究科 非常勤講師）
プレゼンテーション: 2020年7月9日(木) 10：00-
レポート提出: 2020年7月9日(木) ～7月16日(木)
講義の変更等は，ホームページ上でお知らせします．
http://www.okayama-u.ac.jp/user/mikiya/
