岡山大学病院 スペシャルニーズ歯科センター

患者様へ

様々な原因によって、歯科治療が困難な方や食べることが困難な方など「特別に支援が必要な人」に対して、口の健康改善・維持を目指した治療を行います。医科・歯科など様々な診療科と連携をとり、患者さまの安全を第一として医療を提供をしています。

  • 「特別支援歯科治療部門」:通常の歯科治療が困難な方の治療を行います。
  • 「摂食嚥下リハビリテーション部門」:食べることが困難な方の治療を行います。

詳しくは、各部門のページをご覧ください。

特別支援歯科治療部門

 通常の治療が困難な患者さまのう蝕や歯周病等の治療を行います。通常の行動管理下では治療困難な患者さまには、静脈鎮静や全身麻酔を用いた治療なども行っております。
 診療の内容などについては、「診療の流れ」をご参照ください。

診療の流れ

①初診相談

患者様やご家族の方と、歯科医師および看護師との間で、治療に対する不安や問題点を話し合い、問診とカウセリングを進めていきます.

②治療方針決定

治療内容を検討するとともに、患者様の状態に応じた治療方法を決定します.

◆通常の方法(通法)
歯科治療に慣れていただくようトレーニングしながら、段階に応じた内容で治療を行います.発達年齢に応じたトレーニング(脱感作療法等)を行っております.
※脱感作療法・・・あらかじめ心身を十分にリラックスさせたうえで、患者様が不安や恐怖に感じるものを刺激の弱いものから徐々に強いものへと段階的に提示させることにより、不安や恐怖感を取り除く方法.

◆静脈内鎮静法及び日帰り全身麻酔下による歯科治療
点滴により鎮静薬を注入し、患者様がリラックスした状態で行う治療法です. 日本では初の投薬方法による静脈内鎮静法を用いた歯科医療システムを確立しました.日帰りが可能であり、患者様本人や保護者の方の負担を大きく軽減させました.

◆入院下集中治療
入院していただき、全身管理下、もしくは静脈内鎮静法や全身麻酔を利用し、短期間(約5日間以内で集中的に歯科治療を行うことが可能です.(※入院期間は治療内容や患者様の状態により異なります)この際、必要に応じ各分野の専門家との連携により処置を行います.

③治療開始

患者様およびご家族の方々に対して治療方法を充分に説明し、ストレスや不安を取り除き、痛みを和らげて治療を開始します.
また治療を進めながら患者様の状態を確認し、患者様、ご家族の方々とご相談の上、必要に応じて治療法方の修正を行っていきます.

④継続的ケア

治療中治療終了後も、患者様の状態に応じた継続的なカウンセリング及びリコール(定期検診)を行っています.

摂食嚥下リハビリテーション部門

 乳幼児から高齢者まで、食べることや飲み込むことでお困り(摂食機能障害)の方を診療します。また、院内の栄養サポートチームや周術期管理センター、頭頚部がんセンターなどと連携を取り、誤嚥や窒息などの事故防止や経口摂取に向けての対応を行っています。
 診療の内容などについては、「診療の流れ」をご参照ください。

  • 岡山大学病院栄養サポートセンター(Nutrition Support Team: NST)についての詳細は こちらのリンクからご覧ください。
  • 周術期管理センター(Perioperative management center: PERIO)についての詳細は こちらのリンクからご覧ください。
  • 岡山大学病院頭頸部がんセンター(Okayama University Hospital Head and Neck Cancer Center: OHNCC) についての詳細は こちらのリンクからご覧ください。

診療の流れ

◆初回(診察時間の目安:30-60分)

①医療面接

食べること、飲み込むことについて、どのように困っているのかを伺います。現在食べている食事、服用している薬、体重の変化などについても伺います。

②摂食嚥下機能評価

口腔内の状態についての診査、嚥下機能の簡易的な検査(水飲みテストなど)や実際の食事場面を観察しながら評価します。必要に応じて、嚥下造影検査(VF)や嚥下内視鏡検査(VE)などの検査も行います。

③治療方針(食形態の調整・訓練方法など)の説明

普通の食事では誤嚥や窒息の危険性がある場合には、安全に食べるための工夫について指導します。必要に応じて、機能改善や維持を目的とした訓練方法について指導します。治療内容によっては、他科への紹介なども行います。

◆2回目以降(診察時間の目安:30分)

①医療面接

前回からの変化、指導内容の実施状況を確認します。

②再評価

摂食嚥下機能の変化(特に機能低下がないこと)について評価します。機能低下がある場合は、誤嚥や窒息などのリスクについてVFやVEを行うこともあります。

③指導内容について説明

前回までの指導についての変更点について説明します。治療継続の必要がなければ終了とします。

治療を受けられている患者さまの写真
※写真のホームページへの掲載については、ご本人または保護者の了承を得ています。無 断転載禁止。

治療を受けられている患者さまの写真

スタッフ紹介

スタッフ

◆歯科医師

江草 正彦教 授
センター長
特別支援歯科治療部門
森  貴幸助 教
副センター長
特別支援歯科治療部門
野島 靖子助 教特別支援歯科治療部門
山本 昌直助 教摂食嚥下リハビリテーション部門
綾野 理加医 員昭和大学小児成育歯科学講座 兼任講師
沢 有紀医 員
皆木 瞳医 員
中宗 薫医 員
脇本 仁奈医 員
(非常勤)
緒方 克也非常勤講師社会福祉法人JOY明日への息吹 理事長
上原  進非常勤講師社会福祉法人 旭川荘 顧問
日本大学 名誉教授
石田  瞭非常勤講師東京歯科大学 口腔健康科学講座 摂食嚥下リハビリテーション研究室 教授
望月  亮非常勤講師静岡市 望月歯科 院長
栂安 秀樹臨床講師つがやす歯科医院 院長
村田 尚道臨床教授ひまわり歯科 非常勤講師
前川 享子臨床准教授プライムホスピタル玉島 歯科

◆大学院生
劉 法相
高盛 充仁
関 愛子
山瀬 裕子

◆看護師

◆歯科衛生士
千神 八重子

◆指導医・専門医・認定医など
公益社団法人 日本障害者歯科学会
 専門医指導医:江草正彦
 指導医:森 貴幸、村田尚道
 専門医:江草正彦、森 貴幸、
 認定医:綾野理加、山本昌直
一般社団法人 日本摂食嚥下リハビリテーション学会
 認定士:村田尚道、前川享子、綾野理加、山本昌直、東 倫子
一般社団法人 日本老年歯科医学会
 専門医:
 認定医:村田尚道、山本昌直、東 倫子
 摂食機能療法専門歯科医:村田尚道、山本昌直
公益社団法人 日本小児歯科学会
 専門医:

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