国立大学法人 岡山大学

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「第2回総合技術部研修会–有言実行–」を開催~研究大学を担う技術者としてさらなる飛躍を~

2025年09月25日

 本学総合技術部は9月9日、「第2回総合技術部研修会-有言実行-」を鹿田キャンパス 鹿田会館・講堂とオンラインのハイブリッド形式で開催しました。
 同部は、これまで各部署において個別に配属されていた教育研究系技術職員を一元化し、2023年度から新たにスタートした80人を超える技術者集団です。第2回の今回は、同部のほかに研究・イノベーション共創機構や研究協力課などの教職員に加え、現在、相互受入研修を実施している津山工業高等専門学校の技術職員も含めた76人(内オンライン22人)が参加しました。
 本研修会は、組織としてのビジョンの共有とコミュニケーションの促進および技術力の底上げを目的に開催。今回のテーマである「有言実行」は、研究ファーストの研究大学として常に時代の先端技術を担う技術職員の、「自ら立てた目標や、他人への約束を必ず達成させる」、「発言したことに責任をもって実行する」という心持ちも表しています。
 また今回の研修では新たな試みとして、希望者を対象に、本学医学部共同実験室の施設見学を実施。他部署では見る機会の少ない研究機器などを間近で見る貴重な機会となり、参加者からは今後も見学会継続を希望する声が聞かれました。
 講演では、総合技術部本部長の佐藤法仁副理事(研究・産学共創総括担当)・副学長(学事担当)・上級URAから、「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)の取り組みの振り返りと求められる総合技術部技術職員の高度化」についての講演があり、今後の技術職員の役割や期待について深い示唆がありました。
 次に行われた発表では、サイテックコーディネータおよび各課所属技術職員より、テーマである有言実行を具現化させた内容の5題の発表があり、現場での実践や挑戦、成果が共有され、参加者同士の理解と刺激につながりました。
 また、最後には総合技術部ロゴの決定表彰式が行われ、同部の一体感を高める機会となりました。
 研修について佐藤本部長は、研修会を主導した研修委員会の丸山和之委員長らへの感謝の意を表するとともに「総合技術部が創部されて3年目となる今回、新たな飛躍を目指す中で、J-PEAKSの取り組みは大きな転換点とも言えます。また3年目の活動の中で改善点も多く見られました。私たち大学は変わらなければなりません。技術職員も同様にです。そのためには『研究大学を担う技術職員』として有言実行できるように絶えず変化を求めて前に進んでほしいと思います」とコメントしました。
 今回の研修会では、技術職員の専門性や連携の重要性を再認識するとともに、今後の活動への意欲を高める機会となりました。今後も、技術職員の成長と交流を支える取り組みを継続していきます。引き続き、地域中核・特色ある研究大学:岡山大学と技術者集団である総合技術部の取り組みにご期待ください。

<参考>
「第1回総合技術部研修会 不易流行-総合技術部発足1年を迎えて-」を開催~研究ファーストの研究大学として常に時代の先端技術を担う技術者集団へ~


【本件問い合わせ先】
岡山大学総合技術部 研修委員会
E-mail:sogokensyu◎okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています
総合技術部HP

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