国立大学法人 岡山大学

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クライオ電子線トモグラフィーによる細胞内タンパク質のin situ構造解析法のハンズオントレーニング講習会を開催

2026年07月14日

 本学異分野基礎科学研究所国際構造生物学研究センター(ICSB)は6月27、28日に、理学部講義室と共創イノベーションラボ(KIBINOVE) (津島キャンパス)において、「第1回 ICSB Study Weekend」を対面とオンラインのハイブリッド形式で開催しました。
 本講習会では、「クライオ電子線トモグラフィーによる細胞内タンパク質のin situ構造解析法」をテーマに、徳島大学先端酵素学研究所・基幹研究部門分子細胞形態学分野の福田善之准教授を講師として招聘し、27日午前の講演に対面13人+オンライン4人、午後の実技実習に対面10人、翌日28日の実技実習に対面9人の参加がありました(うち、大阪大学1人、名古屋大学1人、広島大学1人)。
 講演では、クライオ電子線トモグラフィーの原理や応用例の説明があり、実技実習では、チュートリアルデータとして用意し精製タンパク質試料とFIB-SEMでラメラを作製した哺乳類細胞のトモグラムを用いて、解析プログラム「RELION」、「Mem-brain-Seg」、「Amira」を用いた実習に取り組みました。講演と体験型演習(ハンズオントレーニング)ともに質疑応答を交えながら 初心者にもわかりやすい丁寧な解説が行われました。また、参加者の活発な質疑応答や意見交換も行われ、実践的かつ大変有意義な講習会となりました。
 クライオ電子顕微鏡を用いた構造解析は、タンパク質の立体構造から、その機能を担う分子機構を解明することができ、創薬研究、エネルギー問題、食糧問題の解決、環境問題の解決につながる可能性も秘めています。今後もさまざまな分野の解析・応用されることが期待されます。
 本学では、2024年2月1日からクライオ電子顕微鏡「KriosG4」(300 kV, サーモフィッシャー社)に続き、2025年11月1日からクライオ電子線トモグラフィー用クライオプラズマFIB-SEM装置「Arctis」(サーモフィッシャー社)の共用を開始しています。本学のみならず学外にも広く開放し、構造生物学をはじめとしたさまざまな分野で「可視化」による研究推進を強力に支援します。

※ICSB=International Center for Structural Biology=国際構造生物学研究センター

<参考>
文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~
異分野基礎科学研究所国際構造生物学研究センター
クライオ電子顕微鏡「KriosG4」を中四国地域に初導入!
クライオトモグラフィー用クライオプラズマFIB-SEM装置「Arctis」を西日本に初導入
コアファシリティポータルの「クライオ電子顕微鏡「kriosG4」(300kV)の装置概要、予約、依頼測定の申し込みはこちら
コアファシリティポータルの「クライオトモグラフィー用クライオプラズマFIB-SEM装置「Arctis」」の装置概要、予約、依頼測定の申込はこちら研究設備機器共用システムCFPOU(Core Facility Portal , Okayama University)
クライオ電子顕微鏡による単粒子解析法のハンズオントレーニング講習会を開催

【本件問い合わせ先】
 岡山大学異分野基礎科学研究所 教授
 国際構造生物学研究センター長
 沈 建仁
 TEL:086-251-8502
 E-mail: shen◎okayama-u.ac.jp
    ※@を◎に置き換えています。

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