国立大学法人 岡山大学

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PMI日本支部「アカデミックスポンサー・カンファレンス2026」~AI for Scienceの波における博士人材育成とAIマネジメントについて議論~

2026年09月08日

 8月22日に世界最大のプロジェクトマネジメント協会(Project Management Institute:PMI)の日本における支部である一般社団法人PMI日本支部(事務局:東京都中央区、浦田有佳里会長、以下「同支部」)の「アカデミックスポンサー・カンファレンス2026~プロジェクトマネジメント教育の未来を拓く 対面で深める連携と学生エンゲージメント~」(会場:慶應義塾大学日吉キャンパス)が開催され、本学の佐藤法仁副理事(研究・産学共創総括担当)・副学長(学事担当)・上級URAが登壇しました。
 本カンファレンスは、プロジェクトマネジメント(PM)教育を推進する教育機関の連携と、企業の参加を含むアカデミックコミュニティの活性化を通してのネットワーク強化などを図るもので、今回は昨今急速に導入が進んでいるAIをテーマに取り上げ、「教育へのAI活用」について講演、パネルディスカッションが行われました。
 第1セッションの「教育におけるAI活用」では、パネルディスカッション形式で産学双方のパネリストから教育現場におけるAIの活用の実態や今後のあり方などの多方面に渡る知見等が紹介されました。
 第2セッションの「PM教育に関する事例報告」では、冒頭にPMI日本支部の藤井新吾理事から趣旨説明とともにプロジェクトマネジメントと教育の取り巻く状況について紹介されました。登壇した佐藤副理事・副学長・上級URAは「AI for Scienceにおける博士人材の育成とマネジメントの模索」と題して、AIを科学研究に組み込む「AI for Science」が急速に進む中、特に大学院における博士人材の育成でのAI活用と、研究の根幹となる計画・遂行・検証におけるAIの関与による科学的正しさの担保のあり方、さらには指導する側の難しさなどについて、事例やデータなどをもとに教育現場におけるAIマネジメントの現状と今後の検討課題などについて紹介。カンファレンス全体を通じてさまざまな意見交換が行われました。
 今回のカンファレンスについて本学の那須保友学長は、「AIはよき教育のツールとなる時とそうではない時があるのは誰もが感じている、体験していることかもしれません。私たち高等教育と研究・イノベーションの源泉に身を置く者として、AIマネジメントという点は既に必須となっています。ただそのノウハウなどの知が広く共有等されていない点もあります。本学は研究大学として、今後もステークホルダーの皆さんとさまざまな取り組みを通じて、そのノウハウなどを提供していきたいと思います。10月29日には関係大学にお集まりいただき、ラウンドテーブルを開催する予定です。しっかりとアウトプットを出したいと思います」とコメント。また、PMI日本支部の藤井理事は「第2セッションでは、PMの学びをそこで終わらせず、次の成長につなげる道をつくることの重要性を改めて感じました。佐藤副理事・副学長・上級URAの発表は、AI for Science時代に、AIの出力を人が検証し、大学組織としてAIをマネジメントしていく必要性を考える、大変示唆に富む内容でした」とコメントしました。
 本学はPMI日本支部のアカデミックスポンサーであり、文部科学省「研究開発マネジメント人材に関する体制整備事業」(実施主体:日本学術振興会)を協働において組織間協定も締結しています。さらには、同支部の全面協力により本学教職員を対象としたプロジェクトマネジメント基礎研修の実施や、優れた成果等を挙げたプロジェクトを表彰する「PM Award」(PMI日本支部主催)において本学は第1回開催から「岡山大学 SDGsイノベーション賞」(特別賞)を授与するなど、長年にわたる連携の実績があります。今後も両機関の取り組みを広く社会に還元するとともに、本学自身も絶えず変化し、教育研究におけるプロジェクトマネジメントの普及、最新の科学技術・イノベーションにおけるマネジメントのあり方などについて提言やノウハウ提供などを行って行きます。引き続き、開かれた地域中核・特色ある研究大学:岡山大学とPMI日本支部の取り組みにご期待ください。

<参考>
PMI日本支部の開催レポート


【本件問い合わせ先】
岡山大学研究・イノベーション共創管理統括部 研究協力課
TEL:086-251-7116
E-mail:adc7116◎adm.okayama-u.ac.jp
    ※@を◎に置き換えています。

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