国立大学法人 岡山大学

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「分子技術」を活用し社会革新を探る フューチャーセッションを開催

2013年07月12日

 本学は、文部科学省の 革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)に提案した「分子技術」の活用方法や未来について、多様な立場から解決すべき問題を提起し、少人数での活発な対話を通してより良い未来を実現する解決策を構築する「第5回フューチャーセッション(Future Session)」を6月28日、創立五十周年記念館で開催しました。
 大学院環境生命科学研究科(有機機能材料学講座)の高口豊准教授が、ロバスト*社会実現の基盤となる分子技術開発について講演。太陽電池や創薬開発の基礎となる材料化学分野を中心に、日本の強みである分子技術を詳しく説明しました。また、農学と工学の研究者が共同で研究に取り組む「農工異分野融合」から生まれる植物由来の新素材開発について紹介しました。
 岡山県産業労働部やエネルギー関連企業の担当者、本学の山本進一研究担当理事ら約20人が参加。天候に恵まれた岡山で、農業力と産業力を融合したグリーン・エネルギーへの産業価値のシフトとイノベーション創出について熱心に対話しました。
 本学は、社会と共に革新的イノベーションや高付加価値産業の創出やリサーチ・ユニバーシティ(研究大学)につながる積極的な研究推進・研究力向上を精力的に行っており、今後も異分野の方々とともにフューチャーセッションを行う予定です。

*ロバスト:異種多様なつながりを持ち堅牢なネットワークを構築することで、1つの弱点により全体が崩壊することを回避する仕組みのことです。

第1回フューチャーセッション(テーマ「ビッグデータ」)はこちら
第2回フューチャーセッション(テーマ「水」)はこちら
第3回フューチャーセッション(テーマ「光」)はこちら
第4回フューチャーセッション(テーマ「情報」)はこちら

【本件問い合わせ先】
URA執務室
TEL:086-251-8919

(13.07.12)

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