ホーム > ニュース > 性的傾向が指に現れる?〜ラットの指の長さが行動のカギに
性的傾向が指に現れる?〜ラットの指の長さが行動のカギに
理学部生物学科の林特任助教と坂本教授の論文がExperimental Animalsに公表されました。
◆発表のポイント
・ラットにおける指の長さが性的活発性の指標になることを発見しました。
・第2指(人差し指)が短いオスのラットは性的に活発で、メスの匂いに対する明確な選好性を示しました。
・子宮内ホルモン環境を反映する形態学的特徴が、脳の性分化と性的活発性に影響することをラットで初めて明らかにしました。
<詳しい研究内容について>
性的傾向が指に現れる?〜ラットの指の長さが行動のカギに
<お問い合わせ>
岡山大学 学術研究院環境生命自然科学学域(理)
教授 坂本浩隆
特任助教 林姫花
(電話番号)086-251-8656
プレスリリースは以下のリンクまでどうぞ。
https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id1384.html
図1 指の長さの測定方法 (A)2mm厚のアクリル板を直角に接着してカスタム測定プレートを作製しました。 (B)仕切り板を指の間に配置し、その端が指の付け根に合うように位置させました。 (C)指をプレートに平らに押し付け、仕切り板の端から爪を除いた指先までの長さをノギスで測定しました。