HCV核酸同定, Hepatitis C virus
RNA
測定法: 分岐鎖プローブ法
外注会社:SRL
臨床的意義
血中のHCV量は、極微量であるためHCVRNAを検査するには、増幅して検出する必要がある。そのための方法のひとつであるdDNA法は、固相化した特異プローブとハイブリダイゼーションし捕捉したHCVRNAに色素を標識した標識プローブをハイブリダイズさせ、さらに増幅プローブと標識プローブを次々に反応させ化学発光を増幅していく方法である。PCR法では原則的に1個のウイルスまで検出可能であるがHCV抗体陽性でHCV
RNA陰性の場合、ウイルスが存在するかどうかの判断は慎重であるべきである。bDNA法は、5X10^5程度と感度は低く、genotype2
HCVでウイルス量がやや低くでる傾向である。
基準値: 0.50 Meq/ml 未満
検体採取・測定条件: 検体汚染を防止するため検体 の取り扱いには十分注意する。
採取容器:SRL(PCR
関連項目
2-5A合成酵素活性
HCV核酸同定、定量検査(PCR法)
HCV抗体価(第一世代)
HCV抗体(第二世代)
HCV抗体(第三世代)
HCVサブタイプ解析