−卒後研修歯科医教育−

一般学習目標（GIO）

歯科医師卒後臨床研修プログラムの目標の一つである、「歯科医療を安全に提供できる」ことを達成するために、歯科医療に必要な全身管理および救命処置の基本的知識（理論）と技能を修得する

個別行動目標（SBOs）

１．歯科治療に影響のある全身的な基礎疾患（全身疾患）について、その重症度を評価し、適切な術前管理ができる
２．歯科治療に影響のある全身的な基礎疾患（全身疾患）を有する患者に対して、適切な術中管理ができる
３．一次救命処置（Basic Life Support: BLS）の基本的知識（理論）と技能を理解し、実施できる
４．二次救命処置（Advanced Cardiovascular Life Support: ACLS）の基本であるICLS（Immediate Cardiac Life Support）の基本的知識（理論）と技能を理解し、実施できる
５．歯科治療中に発症する全身偶発症についての基本的知識を有し、発症時に適切に対処することができる

研修内容

１．救命処置セミナー ２．BLS講習会 ３．ICLS講習会（救急部、口腔外科、特殊歯科総合治療部などと共同実施） ４．有病者（循環器、呼吸器疾患）歯科治療に関するセミナー ５．歯科麻酔科ローテーション 　１）術前評価 　２）術中管理