国立大学法人 岡山大学

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技術職員の「高度専門人財養成」に向けて 令和5年度「TCカレッジ」に本学技術職員が参加

2023年05月19日

 本学では、研究者の課題解決を担うパートナーとして技術職員を位置付け、高い専門技能と知識を有する技術職員を組織化した全学組織である「岡山大学総合技術部」を整備しています。また、スキルアップやキャリアパス等の一環として、高い技術力・研究企画力・マネジメント能力を持つ「高度専門人財養成」をするため、東京工業大学が主導している「TCカレッジ」に令和4年度から参画しています。本学からはすでに1人の技術職員が令和4年度から受講生として参加しており、3年後のより専門性の高いTC(テクニカルコンダクター)の認定を目指しています。
 今回、4月26日に「令和5年度TCカレッジ入学式、オリエンテーション等」が東京工業大学で挙行され、本学から新たに2人の技術職員が受講生として出席しました。
 式では、東京工業大学の江端新吾TCカレッジ長が「TCカレッジにご入学おめでとうございます!今年度は新たに入学生23人で、昨年度に続き、多くの受講生を迎えられ、とても喜しく思います。また各大学の技術職員ならびに企業の方もご参加いただいております。このTCカレッジを受講することで、より多くのことを楽しく学んでください。受講生の皆様には、ぜひTM(テクニカルマスター)・TCの取得を目指して頑張ってください」との励ましの言葉を述べました。その後、TCカレッジの初級カリキュラムである、東京工業大学オープンファシリティセンター(OFC)への業務体験が実施され、設計製作や情報基盤支援、教育支援、研究基盤戦略室の4部門の施設機器を見学しました。本学の受講生である総合技術部医学系技術課の塚野萌美技術職員は「TCカレッジ開講の実感と3年後のTC取得に向けて身が引き締まる思いがしました」とコメント。今後の取り組みについて意欲を見せました。
 なお、本学ではTCカレッジに受講生として参加するだけでなく、TCカレッジサテライト校として「医工系TCコース」を本年度から開講しています。医工系TCコースでは、医学系分野における課題に対して工学的な手法やアイディア、工作などを柔軟に取り入れながら解決・改善できるTCの養成を目指しています。本年度は試行期間として学内受講生を対象として開講しますが、来年度からは他大学の技術職員にも対象を広げる予定です。
 今回の入学について那須保友学長は「技術職員のスキルアップは地域中核・特色ある研究大学である岡山大学の取り組みの強化推進において重要な点であるとともに、技術職員自身のキャリアパスの面でも貴重と考えています。全学の戦略のもと、技術職員の育成・活用を推進していきます」とコメント。また、総合技術本部長を担う佐藤法仁副理事(研究・産学共創総括担当)・副学長(学事担当)は「本年度から実施する医工系TCコースは本学だけではなく、他大学・研究機関の方々にとってもより良きものとなるように、本学技術職員自身が中心となり精力的に整備を進めています。また、機器共用・コアファシリティ事業は我が国のイノベーション創出の基盤のひとつであり、かつ喫緊の課題ですので、国の政策とも歩調を合わせて強化促進します」とコメントし、技術職員への期待を寄せました。
 本学は、「地域中核・特色ある研究大学:岡山大学」の活動のひとつとして、研究力向上・イノベーション創出強化などを戦略的に進めています。その中で技術職員の高度化や組織化、キャリアパスの整備促進などは重要な点となります。今後も精力的に技術職員の活動を進めていきます。

〇本学からの受講生(括弧内はTCカレッジの入学年度)
総合技術部設計製作・社会基盤技術課 課長 堀 格郎(令和4年度)
総合技術部医学系技術課 技術専門職員 楢崎正博(令和5年度)
総合技術部医学系技術課 技術職員 塚野萌美(令和5年度)

※TCカレッジ
令和3年度から東京工業大学で始まった技術職員を対象とした高度人材育成のためのプログラムで、高い技術力・研究企画力を持つ技術職員をテクニカルコンダクター(TC)として認定する制度です。

【本件問い合わせ先】
総合技術部 事務担当(研究協力部 研究協力課)
TEL:086-251-8442

年度