国立大学法人 岡山大学

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光で生命科学の次世代研究シーズ・ニーズを探る フューチャーセッションin浜松を開催

2013年10月11日

 本学大学院医歯薬学総合研究科の狩野光伸教授をはじめとする本学教員や大学院生ら約10人が10月9日、日本の光技術産業を支える浜松ホトニクス株式会社(浜松市)を視察し、浜松医科大学医学部附属病院で関係者らと「フューチャーセッション(Future Session)in浜松」を開催しました。
 狩野教授らは、同社中央研究所の原勉所長(同社常務取締役)らと光技術の新たな産業創出について対話し、意見交換を行いました。フューチャーセッションでは、本学の佐藤法仁リサーチ・アドミニストレーター(URA)が「岡山大学における研究力と異分野融合研究の推進について」と題して、大学院自然科学研究科計測システム工学研究室の紀和利彦准教授が「テラヘルツ波工学の医療応用探索」と題して講演しました。続いて、同研究所主幹の松永茂専任部員や浜松医科大学皮膚学講座の平川聡史准教授らが、浜松における科学技術イノベーションとその展開についての話題提供を行い、参加した約50人は岡山と浜松の生命科学・光技術コラボレーションや新たな革新的研究の模索について熱心に対話を繰り広げました。
 本学では、研究力における強みのひとつである「生命科学と光技術」分野をさらに強化し、社会と共に革新的イノベーションや高付加価値産業の創出や「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」につながる積極的な研究推進・研究力向上のため、精力的に研究ネットワークの拡大を行っています。
 本セッションは、今年度本学が採択された文部科学省のCOI STREAM「大学等シーズ・ニーズ創出強化支援事業(イノベーション対話促進プログラム)」の一環で実施されました。

※本学が開催するフューチャーセッションとは
文部科学省の次年度の革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)を見据え、次世代シーズ・ニーズ創出を探るとともに、未来について多様な立場から解決すべき問題を提起し、少人数で活発な対話を通してより良い未来を実現する解決策を構築するセッションのことです。

【本件問い合わせ先】
大学院医歯薬学総合研究科(薬学系)教授 狩野光伸
TEL:086-251-7970

(13.10.11)

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