国立大学法人 岡山大学

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革新的光技術で次世代グローバル研究シーズ・ニーズを探る フューチャーセッションを開催

2014年02月07日

 本学リサーチ・アドミニストレーター(URA)執務室と大学院自然科学研究科計測システム工学研究室は、本学の研究力の強みのひとつである「光技術分野」をさらに強化し、国際展開を推進するため、「第12回フューチャーセッション(Future Session)」を1月23日、本学工学部で開催しました。
 レーザー研究で世界有数の研究施設と研究力を誇るカナダのケベック先端科学技術大学院大学(INRS:Institut national de la recherche scientifique)の尾崎恒之教授が革新的光技術について話題を提供。尾崎教授と本学の紀和利彦准教授らは昨年12月、「フューチャーセッションinケベック」を開催し、カナダにおける光技術の応用についての対話を行いました。今回は本学で、日本とカナダの光技術連携や本学の異分野研究者との連携などについて対話。学生や研究者、企業関係者ら約40人が参加し、革新的光技術の創出につながるシーズ・ニーズを探索しました。
 尾﨑教授は山本進一研究担当理事らと国際共同研究について意見交換を行い、本学とより密接に研究連携を図ることで積極的な国際展開を推進していくことを確認しました。
 本学では、社会と共に革新的イノベーションや高付加価値産業を創出し、世界で研究の量、質ともに存在感を示す「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」につながる積極的な研究推進・研究力向上を実施しています。
 本セッションは、今年度本学が採択された文部科学省のCOI STREAM「大学等シーズ・ニーズ創出強化支援事業(イノベーション対話促進プログラム)」の一環で実施されました。

※本学が開催する「フューチャーセッション」とは
次世代シーズ・ニーズ創出を探るとともに、未来について多様な立場から解決すべき問題を提起し、少人数で活発な対話を通してより良い未来を実現する解決策を構築するセッションのことです。

※過去3回の岡山大学フューチャーセッション
第9回(テーマ「炭素」)はこちら
第10回(テーマ「光技術と生物化学」)はこちら
第11回(テーマ「植物力と生物力」)はこちら

【本件問い合わせ先】
大学院自然科学研究科 准教授 紀和利彦
TEL:086-251-8130

(14.02.07)

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