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文部科学省「感染症研究国際展開戦略プログラム」に採択

 本学は3月26日、文部科学省の平成27年度「感染症研究国際展開戦略プログラム」に採択されました。
 本事業は、感染症がグローバル社会に対する脅威となっている現在、我が国のみならずアジア・アフリカに海外研究拠点を展開。各地で蔓延している感染症に対する疫学研究、診断治療薬などの開発に向けた基礎的研究を推進し、感染制御に向けた予防や診断治療に資する医薬品、技術の開発、高度専門人材の育成を図るものです。
 本学は平成19年9月に文部科学省の「新興・再興感染症研究拠点形成プログラム」に採択されており、インド西ベンガル州のコルカタ市にあるインド国立コレラ及び腸管感染症研究所(NICED)に岡山大学インド感染症共同研究センターを設置。篠田純男センター長・特任教授をはじめ専任教員と事務職員を配置し、インド側研究者との密接な国際共同研究体制のもとコレラや赤痢といった下痢症制圧プロジェクトを精力的に実施しています。
 今回のプロジェクトでは、「インド国を拠点とした下痢症感染症の予防-診断-創薬における国際協同研究」という課題設定のもと、本学大学院医歯薬学総合研究科(薬学系)の三好伸一教授を研究代表者として、下痢症の積極的動向調査や安価な経口ワクチンの開発研究、コレラ菌の環境適応に関する研究、下痢原因微生物等の変異、病原性、薬剤耐性に関する研究などを進めていきます。
 本研究は、本学医学系、歯学系、保健学系、環境理工学系、大学病院、知的財産本部、リサーチ・アドミニストレーター(URA)執務室などの「オール岡山大学体制」で臨むほか、国立感染症研究所や創薬支援ネットワーク、他の採択機関校などと連携していきます。
 また、今年は「日印科学技術協力協定締結30周年」。本学が採択されている文部科学省「研究大学強化促進事業」「橋渡し研究加速ネットワークプログラム」厚生労働省「臨床研究中核病院整備事業」といった強みあるコア事業との連携も含め、本学とインドが世界の医療・研究を先導し、人類の発展に全力で貢献していきます。

岡山大学インド感染症共同研究センター:http://wwwcid.ccsv.okayama-u.ac.jp/

【本件問い合わせ先】
大学院医歯薬学総合研究科(薬学系)教授 三好伸一
TEL:086-251-7966

(15.03.31)



研究代表者を務める三好伸一教授(左)とインド感染症共同研究センターの篠田純男センター長


インド・コルカタ市にある岡山大学インド感染症共同研究センター


コルカタ市の位置