国立大学法人 岡山大学

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革新的で新しい価値を創り出すためには 第2回知財フォーラム2015を開催

2015年09月11日

 本学研究推進産学官連携機構知的財産本部は8月25日、医薬品開発におけるイノベーションについて考える「第2回岡山大学知財フォーラム2015」を、本学鹿田キャンパスで開催しました。
 フォーラムでは、渡邊裕知的財産本部長・特任教授が「医薬品開発における革新的で新しい価値を創り出すために必要な叡智について情報を共有し、診療や研究開発に結びつけていただける場となれば」とあいさつ。ファイザー社ワールドワイド R&D ERDIジャパンの瀬尾亨統括部長が「製薬企業の視点から考えるオープンイノベーションとパートナーシップ」をテーマに、医薬品開発の状況や大学等との連携について講演しました。また、三井物産グローバル投資の渕上欣司ベンチャー・パートナーが、「グローバル・メディカル・ニーズにむけたオープンイノベーション」と題して、イノベーションが生まれる背景や医薬品開発におけるコーポレートベンチャーキャピタルの役割について具体例を挙げながら紹介。参加した医療従事者、教職員、学生、企業などの関係者らとともに、革新的医療の研究開発のあり方について熱心に対話しました。
 本学は、平成25年8月に文部科学省が日本のさらなる大学研究力向上や国際的な研究競争力強化等のために全国の大学・研究機関から選定した、「研究大学強化促進事業」の選定大学(国内19大学)です。世界で研究の量、質ともに存在感を示す「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」を目指しています。また、岡山大学病院は国際水準の臨床研究や医師主導治験の中心的役割を担う「臨床研究品質確保体制整備病院」(全国10病院)に選定されています。大学院医歯薬学総合研究科では、基礎研究から臨床応用にいたる橋渡し研究(トランスレーショナル・リサーチ)を精力的に実施しています。今回のフォーラムの成果も今後の研究大学や臨床研究品質確保体制整備病院の運営に活かしていきます。

<昨年度の知財フォーラム>
第1回知財フォーラム2014:大学から新しいグローバル産業創成
第2回知財フォーラム2014:病気→未病→健康 元気ある生活のために
第3回知財フォーラム2014:目指せキャリアアップ
第1回知財フォーラム2015:新しい医療の実現となるべき知的財産とは

研究推進産学官連携機構知的財産本部:http://www.orpc.okayama-u.ac.jp/index.html

【本件お問合わせ先】
研究推進産学官連携機構 知的財産本部
TEL:086-251-8472

(15.09.11)


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