国立大学法人 岡山大学

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「学術の動向」に本学の若手中堅世代が考える「STI for SDGs」の取り組みを掲載

2018年08月02日

 本学のSDGsの取り組みなどについての知見が8月1日、我が国と世界の学術の動向や日本学術会議の状況など、最新の学術動向を掲載している「学術の動向」(発行:公益財団法人日本学術協力財団、編集協力:日本学術会議)の2018年8月号の特集「『若手中堅世代が考える「STI for SDGs」-医療・環境・教育を柱に-』に掲載されました。
 本誌では、SDGsの目標達成に貢献するための科学技術イノベーション(Science, Technology and Innovation ; STI)の取り組み「STI for SDGs」のうち、医療・環境・教育に焦点を当てた特集を、昨年本学と日本学術会議若手アカデミーの共催で開催したシンポジウム・ワークショップに基づいて本学の狩野光伸副理事・大学院ヘルスシステム統合科学研究科教授が取りまとめており、産学官などの分野におけるオピニオンリーダーらが執筆を担当。本学からはこのほかに、青尾謙副理事・大学院ヘルスシステム統合科学研究科講師、横井篤文副理事・上級UGA、小村俊平学長特別補佐、藤井雅利大学院生(大学院ヘルスシステム統合科学研究科)が寄稿しています。
 狩野副理事・教授は今回の寄稿について「本学が率先して取り組んでいる大学でのSTI for SDGs活動を、今後科学を担っていく世代がどのように考えているのか、真摯な寄稿が多数集まり、大変うれしい特集となりました」とコメントしました。
 本学は2017年に、協力機関とともにSDGsの達成に向けた世界初の国際会議を岡山市で開催。世界26の国と地域の自治体、研究者、NPO法人、市民グループの代表ら約200人が参加しました。さらには政府主催の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を国公立大学で唯一受賞しており、国内外からSDGsを盛り上げ、全世界の課題を一つずつ解決へと導く作業を進めています。今後は大学が持つ多様な研究力をSDGsに生かすため、科学技術イノベーション(Science, Technology and Innovation ; STI)がSDGsの目標達成に貢献するための取り組み「STI for SDGs」にもしっかりと取り組んでいきます。


<掲載誌情報>
狩野光伸:特集の趣旨, 学術の動向,23(8):9, 2018.
狩野光伸・青尾謙:地域からの試み-地域の文化・歴史に根ざしたSDGsのありかたと学術の関わり, 学術の動向,23(8):11-15, 2018.
横井篤文:SDGsの生い立ちと国際社会における日本のイニシアチブ, 学術の動向,23(8):27-31, 2018.
小村俊平・金井達亮:これからの教育とSDGs-生徒がエージェンシーを発揮する学びとは, 学術の動向,23(8):38-43, 2018.
藤井雅利:学生からの視点-学術と教育におけるSDGsの当事者性, 学術の動向,23(8):44-48, 2018.
 掲載号はこちらからご覧になれます。

<過去の掲載情報>
狩野光伸・伊野英男・横井篤文・佐藤法仁・高橋香代・槇野博史:岡山大学における全学的なSDGs達成努力の開始, 学術の動向, 23(1):44-47, 2018.

<参考>
岡山大学SDGs専用WEBページ「岡山大学×SDGs」はこちら

【本件問い合わせ先】
総務・企画部 広報・情報戦略室
TEL:086-251-7293


岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。


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