発掘現場のようすを、
「現在進行形」でお伝えします。
97.03.31 情報更新
発掘調査現地作業は、3月31日で終了しました。
地元北房町定地区ならびに、調査に協力して下さった方々、
また、現場に来て下さったみなさま、当ページにアクセスして下さった
大勢の皆様に感謝申し上げます。
第4次調査では、西塚石室を完掘した結果陶棺6基を全て搬出したほか、
方頭大刀のものと推定される鉄刀身をはじめとする土器、
鉄器などの遺物が豊富に出土しました。また、
墳丘の複雑な列石の構造の意味も分かってきました。
これからすぐに整理作業にかかります。
岡山大学文学部考古学研究室
定古墳発掘調査団
調査参加学生一同
なお定古墳の総合的な発掘成果は、2〜3年後に刊行を
予定している報告書の中で明らかにすることになりますが、それに先だって
第4次調査のみを取り扱った内容の
内部検討用の概要報告書を、5月を目途に作成する予定です。これについては第3次調査と同様、
インターネット上でも公開していきたく
考えていますので、引き続きご注目下さい。
・連絡先 〒700 岡山市津島中3-1-1 岡山大学文学部考古学研究室
tel 086-251-7418(新納)【7417(稲田) 7457(松木)】
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