国立大学法人 岡山大学

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総合技術部の堀課長が技術職員コンソーシアム(TAMARIBA)&東北大学総合技術部&大学技術職員組織研究会合同イベントに登壇~若手管理職の本音と管理職業務のやりがいを語る~

2024年11月14日

 10月3日に東北大学(片平キャンパス)で開催された技術職員コンソーシアム(TAMARIBA)東北大学総合技術部大学技術職員組織研究会による合同イベント「技術職員のキャリアパスを考える」において、本学総合技術部設計製作・社会基盤技術課の堀格郎課長が登壇しました。
 本イベントは、各大学で技術職員の活躍が強く求められ、技術職員の組織化と研究基盤の整備が進められていることを受け、技術職員におけるキャリアパスの方向性や実施例を中心に、 報告とディスカッションを行うシンポジウムとして企画されました。現地参加者31人、オンライン参加者150人という多数の方が参加しました。
 堀課長は、「現在活躍中の若手管理職から~技術職員組織の管理職業務とその本音、必要なサポートやスキル~」というテーマで講演。技術職員管理職が直面する課題や責任について具体的な事例を交えながら説明し、特に、日々の業務において求められるスキルやサポート体制の重要性を強調しました。
 パネルディスカッションでは、管理職業務のやりがいやキャリアパスの新しい枠組み、ジョブローテーションや複線型人事制度の活用についても紹介。「技術職員組織の管理職は、やりがいがあり、面白く、可能性は無限大にある」と述べ、若手管理職の役割の重要性とその魅力を伝えました。また、総合技術部のキャリアパスに関して、職階を事務組織と揃えて増やしたことを説明。職員がマネジメントトラックとマイスタートラックを柔軟に行き来できるダブルトラック制についても紹介し、「職員は自身のキャリアをより多様に形成できる」と話しました。また、同部の田村義彦部長からの後押しにより、若手管理職は新しいことに挑戦できる環境が整備されていることを紹介。支援体制を整えることで、職員は自己成長を実感しやすくなることを強調しました。
 参加者からは、堀課長の率直な意見に対する感謝の声が上がるとともに、堀課長の提言は、さらなる議論を促すきっかけとなりました。また、キャリアパスについての驚きや期待の声も多く、今後のキャリア形成に関心が高まったようでした。講演を通して、技術職員組織における若手管理職の役割、管理職業務のやりがい、キャリアパスの新しい枠組み、新しい挑戦の後押し、ジョブローテーションや複線型人事制度の活用に関する新たな視点を提供し、参加者は有意義な時間を過ごした様子でした。
 本学総合技術部は、今後も大学・研究機関等との具体的な連携などに発展させられるよう、継続的な交流を促進し、地域と地球の未来を共創し、社会変革を実現させる研究大学:岡山大学の一翼を担う価値ある存在となるように全学的な戦略のもと、さまざまな取り組みを進めます。今後も岡山大学総合技術部の取り組みにご期待ください。

<参考>
文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~
「第1回総合技術部研修会 不易流行-総合技術部発足1年を迎えて-」を開催~研究ファーストの研究大学として常に時代の先端技術を担う技術者集団へ~
岡山大学総合技術部活動報告書第1集を発行~創部1年目の実績と地域中核・特色ある研究大学:岡山大学として長期ビジョン2050実現に向けた歩みを紹介~

【本件問い合わせ先】
岡山大学総合技術部事務室
E-mail:sougougijutsubu◎adm.okayama-u.ac.jp
※◎を@に置き換えてください。
総合技術部HP

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