国立大学法人 岡山大学

LANGUAGE
ENGLISHCHINESE
MENU

TCカレッジ医工系コース中級カリキュラム「フローサイトメーター(基礎)」を実施 ~技術職員の知識・技術修得により、研究支援力を強化~

2026年08月27日

 本学技術統括監理本部を構成する組織のひとつである総合技術部は、8月4日および7日に、TCカレッジ「医工系TCコース」の中級カリキュラム「フローサイトメーター(基礎)」を本学鹿田キャンパスで開講しました。本カリキュラムは、第90回医学部共同実験室セミナー「フローサイトメーターの基礎」を兼ねており、4日はオンラインによる座学、7日は対面とオンラインを併用したハイブリッド形式での実習を開催しました。
 対面実習には、本学総合技術部機器分析・動植物資源技術課の丸山和之技術専門員、九州大学農学部教育研究基盤技術部の遠藤詢介技術職員が参加。オンライン実習には、学外の医工系コース受講生3人に加え、TCカレッジの他コース(マネジメント系)聴講生1人も受講しました。
 セミナーでは、総合技術部医学系技術課の礒本幸成技術専門職員が講師を務め、フローサイトメーターの種類や構造、解析の原理について解説。また、2024年に導入されたフローサイトメーター「CytoFlex」の操作方法や仕様について紹介があり、機器の詳細な説明に加え、参加者提供のサンプルを用いた実際の測定における調整方法・解析方法を学びました。加えて、セルソーター「FACSAria3」の装置構造や測定方法についての説明も行われました。今年度は新たに、旧型のフローサイトメーターのバラシを行い、光路など機器の内部構造についても、学習しました。
 受講した丸山技術専門員は、「座学と実技を通して、フローサイトメーターの基礎から実践まで体系的に学ぶことができました。未経験者にも理解しやすい内容で、装置や測定原理への理解を深めることができる充実したカリキュラムでした。」とコメント。遠藤技術職員は、「他機関でのフローサイトメーターの運用方法や利用者講習を実際に目にする機会はこれまで無かったため、装置のメンテナンスや利用者への対応方法など、非常に参考になりました」とコメントしました。
 総合技術部本部長である佐藤法仁副理事(研究・産学共創総括担当)・副学長(学事担当)・上級URAは「本学では技術職員の高度化をあらゆる手段を通して実施しており、TCカレッジもそのひとつとなります。また本学技術職員だけではなく、他大学・研究機関、企業等にも高度化の場を提供しています。このような取り組みは、本学が採択を受けている文部科学省・JST『先端研究基盤刷新事業(EPOCH)』でも中心となる柱のひとつとなるかと思います。今後も本学のみならず我が国の研究基盤を支え、マネジメントする技術職員の高度化を推進しますので、ぜひご興味ある方はTCカレッジにご参加ください」と述べました。
 本学総合技術部は、「国立大学法人岡山大学研究大学宣言」のもと、「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」などを活用して、全学の技術職員の連携を深めるとともに、多様な研修プログラムを通して技術職員のスキルアップを図ることにより、岡山大学の研究・教育・臨床支援の強化を推進しています。さらに、強みある分野を生かした取り組みも戦略的に推進しています。今後も開かれた地域中核・特色ある研究大学:岡山大学の絶え間ない変化と挑戦と、それを担う技術職員の活動にどうぞご期待ください。

<参考>
文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~
令和8年度TCカレッジ入学式、CFC業務見学に総合技術部の技術職員5人が参加~本学のミッションである「高度な知の創成・創発・継承」を支える高度技術人財の育成~
TCカレッジ「医工系コース」で光学顕微鏡の基礎知識と技術を学ぶ「生物系各種光学顕微鏡(基礎)」を開催

【本件問い合わせ先】
岡山大学総合技術部(医工系コース担当) 楢崎 正博 
E-mail:narasa-m◎cc.okayama-u.ac.jp 塚野 萌美 
E-mail:tsuka_m◎okayama-u.ac.jp
※◎を@に置き換えてください。
総合技術部HP

年度