リプロダクション(生殖)とは,精子と卵子が受精し,着床,妊娠,胎児の発育,そして,無事赤ちゃんが生まれることすべてを含みます.また,もっと大きな視点では,次の世代を生み出す「再生」も意味します.
岡山大学病院リプロダクションセンターでは,不妊症,不育症(流死産を繰り返す状態)に対する最新の生殖医療を行うとともに,がん患者の将来に妊娠に備えた精子凍結,卵子凍結,受精卵凍結,卵巣凍結などの生殖機能温存(妊孕性(にんようせい)温存)などを行います.
 岡山大学病院は,がん治療の拠点であり,ライフプランも見据えたがん治療が行われています.また,医学部と農学部が連携(医-農連携)し,生殖補助医療技術教育研究(ART)センターを開設し,生殖医療に従事する「胚培養士の養成」や生殖医療に関する新技術の開発などを行っています.さらに,生殖医療に関連するカウンセラーも所属しており,岡山県不妊専門相談センター「不妊・不育とこころの相談室」も運営しています.
 岡山大学病院リプロダクションセンターは,岡山大学のいくつもの組織が1つになって,生殖医療やがん診療に関わる医師や看護師,胚培養士,カウンセラーなどが集まることで創られた「生殖(リプロダクション)」に特化した融合的な診療・研究・教育の拠点です.

ニュース

2024年10月12日
2024年10月12日(土)第39回岡山県母性衛生学会学術集会シンポジウム「プレコンセプションケアと包括的性教育を考える」
2024年02月27日
ライフプランを考えるあなたへ 性と妊孕性の視点から見つめる「未来への選択肢」パンフレット・ホームページが完成いたしました。
2023年02月23日
2023年2月23日(木祝)中国・四国広域がんプロ養成コンソーシアム市民公開講座第7回 小児がんフォーラムin岡山小児・AYA世代のがん患者が大人になるために私たちができること
2022年12月01日
2022年12月1日(金)がん治療と Quality of Life‐小児・AYA世代の妊孕性 温存重要世代の妊孕性 温存重要‐
2022年03月16日
『将来、子どもをもつことについて知りたい方とその家族へ』~がん治療の前に知っておきたい精子凍結保存のこと~パンフレット(第二刷)が完成いたしました!
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お知らせ

  • 第39回岡山県母性衛生学会学術集会
     シンポジウム「プレコンセプションケアと包括的性教育を考える」
     日時  :2024年10月12日(土)12:45~ 16:45 (学術集会全体)
         ※シンポジウムは15:30~16:40
     場所  :岡山大学(鹿田キャンパス) 基礎医学講義実習棟2階講義室
     対象者 :どなたでも参加いただけます。
     申込方法: 参加事前申し込みは不要。
     参加費用: 一般1,000円、学生・研修医500円
          ※参加費は当日受付でいただきます。(領収書あり)
          ※岡山母性衛生学会の会員については、別途年会費が必要です。
          ※無料駐車券あり。
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各種のパンフレット