ウイルスゲノムを切断しウイルスの不活性化に成功
ウイルスの遺伝情報を切断し、増殖を防ぐ革新的技術を開発
“人工のハサミ”でインフルエンザウイルスを5分で切断
本研究室の世良貴史教授、森友明助教(特別契約職員)らの研究グループは、標的ウイルスの遺伝情報である「ゲノムRNA」を短時間で切ることのできる“人工のハサミ”『人工RNA切断酵素』の開発に世界で初めて成功しました。この“ハサミ”は、標的ウイルスの遺伝情報であるRNAに特異的に結合するようにデザインされたタンパク質で、ウイルスのRNAを消化する酵素を融合させた人工タンパク質です(2016年10月28日)。