理学・工学との連携による革新的ウイルス対策技術の開発
-研究の背景-


農林水産省では、我が国の有する医学、理学、工学、IT等の高い技術力を活かした研究を推進するため、平成25年8月30日に「異分野融合研究の推進について」を策定し、これに基づき、異分野融合研究を推進することとしました。右推進方針では、異分野融合研究を実施するにあたり、対象領域ごとに研究戦略を定めた上で、研究に着手することとされました。

これを受けて農林水産省において研究対象領域の選定を行った結果、「理学・工学との連携による革新的ウイルス対策技術の開発」が研究対象とされました。国際化の進展に伴い、農畜産物・食品の輸入が拡大しており、ウイルスによる植物や家畜の伝染病疾病の侵入を防ぐことが重要です。また、海外からだけでなく国内に存在するウイルスが原因となる発生を防ぐため、有用な植物や家畜に重大な損害を与えるウイルスを早期に発見・確認し、防除することによりまん延を的確に防止することも重要です。

このような中、理学・工学分野では細胞内でのウイルスの複製を阻止し、ウイルスを不活化する技術やウイルスを迅速に高感度で検知するセンサーが開発されるなど、ウイルス対策技術はめざましく発展しています。

本事業では、国際化の進展等に伴う植物や動物に係るウイルスの被害を防止するための革新的ウイルス対策技術の開発及びその実用化を目的とし、研究を推進します


理学・工学との連携による革新的ウイルス対策技術の開発 全体会議(最終回)
2017年2月6日(月)理化学研究所(和光市)




ニュース&インフォメーション

2016年10月28日 「ウイルスを切断するタンパク質を開発」岡山大学 世良教授らの研究グループの研究成果がKSB瀬戸内海放送で紹介されました
2016年10月28日 岡山大学 世良教授らの研究グループの研究成果がNHK岡山 もぎたて! で紹介されました
2016年10月28日 岡山大学がウイルスの遺伝情報を切断し、増殖を防ぐ革新的技術を開発
2016年10月17日 シンポジウム「沖縄県におけるウイスル病害防除の最前線」に参加
2016年2月12日 第4回全体会議(平成27年度下期)【岡山県農林水産総合センター生物科学研究所】を開催
2016年2月15日 第4回全体会議(平成27年度下期)を開催
2015年11月18日 アグリビジネス創出フェア2015に出展
2015年10月14日 第3回全体会議(平成27年度上期)を開催
2015年10月1日 第3回全体会議(平成27年度上期)【鹿児島大学】を開催
2015年8月21日 公益財団法人岩手生物工学研究センターが簡便・迅速なウイルスRNAの検出技術の実用化に成功
2015年8月21日 技術連携会議を開催
2015年7月11日 技術連携会議を開催
2015年7月10日 技術連携会議を開催
2015年6月29日 技術連携会議を開催
2015年5月20日 技術連携会議を開催
2015年2月19日 革新的技術創造促進事業(異分野融合共同研究)「理学・工学との連携による革新的ウイルス対策技術の開発」平成26年度報告会を開催(第2回全体会議(平成26年度下期))
2014年11月14日 アグリビジネス創出フェアに出展
2014年10月12日 革新的技術創造促進事業(異分野融合共同研究)「理学・工学との連携による革新的ウイルス対策技術の開発」キックオフミーティングを開催
2014年9月26日 革新的技術創造促進事業(異分野融合共同研究)「理学・工学との連携による革新的ウイルス対策技術の開発」補完研究機関が決定
2014年7月14日 異分野融合共同研究ワークショップを開催
2014年6月27日 異分野融合共同研究の研究拠点機関決定


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