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インプラント義歯の現状と再生歯科医療の最前線 岡山大学サイエンス・トークを開催

 本学研究推進産学官連携機構研究推進本部は、第一線の研究者が研究成果を分かりやすく説明し、参加者と対話する「岡山大学サイエンス・トーク」を3月19日、鹿田キャンパスのJunko Fukutake Hallで開催しました。
 本学歯学部長で大学院医歯薬学総合研究科インプラント再生補綴学分野の窪木拓男教授が「口腔インプラント義歯の現状と未来 -歯槽骨、歯、唾液腺の再生はどこまで可能になったのか-」と題して講演。歯を失うと、口にできる食物の偏りから栄養不足に陥るだけではなく、食物を飲み込む機能や認知機能の低下など全身の健康を阻害する可能性が報告されています。口腔インプラント義歯は、顎の骨(歯槽骨)に埋め込んだチタン製の人工歯根が直接歯槽骨に結合することにより、それに支えられた入れ歯(義歯)の動揺を抑えて違和感の少ない生活を可能にし、上記のような健康阻害要因を除去することを紹介。また、本学で進められている最前線の再生歯科医療や、産学官連携や新産業創出の可能性についても紹介しました。
 医療従事者や一般、企業、自治体関係者、本学教職員など約60人が参加し、歯科に関する治療法だけでなく、インプラント義歯治療や再生歯科医療における異業種企業の参入の可能性、歯科医師などの医療関係者との連携方法のあり方など、産学官連携や新産業創出の可能性について熱心に議論を行いました。
 本学は、平成25年8月に文部科学省が選定した「研究大学強化促進事業」の支援対象大学(国内19大学)です。また、岡山大学病院は厚生労働省が選定した「臨床研究中核病院」であり、この両選定を受けている数少ない大学です。今後、世界で研究の量、質ともに存在感を示す「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」をめざすため、今回のサイエンス・トークで得られた知見を活かしていきます。
 本サイエンス・トークは、本学の研究力を顕在化し、医工連携の活性化と革新的新産業を創出することを目的に開催した医療展示会「岡山メディカル・イノベーション」の共催として開かれ、平成25年度に本学が採択された文部科学省のCOI STOREAM「大学等シーズ・ニーズ創出強化支援事業(イノベーション対話促進プログラム)」の一環で実施されました。

【本件問い合わせ先】
岡山大学研究推進産学官連携機構 研究推進本部
TEL:086-251-7112

(14.03.31)


講演する窪木教授・歯学部長


講演に聞き入る参加者ら


会場となったJunko Fukutake Hall(岡山大学鹿田キャンパス)