ニュース

ホーム > ニュース > 革新的な高温超電導物質を開発する 第20回フューチャーセッションを開催

革新的な高温超電導物質を開発する 第20回フューチャーセッションを開催

 本学リサーチ・アドミニストレーター(URA )執務室は2月19日、「第20回フューチャーセッション」を津島キャンパスで開催しました。
 今回の講演者は、大学院自然科学研究科(理学系)の 野原実教授。ファシリテーターを務める佐藤法仁URAから、野原教授が日本学術振興会の平成27年度新学術領域研究(研究領域提案型)である「J-Physics:多極子伝導系の物理」の計画研究代表者を務めており、本学のみならずわが国の将来を担う重要な課題解決に挑戦していることの紹介がありました。
 野原教授は、「J-Physicsによる高温超伝導物質の開発」と題して講演。多極子自由度が伝導現象に重要な役割を果たす物質、特に高温超伝導体を含む新機能物質の開発の現状について、わかりやすく解説しました。また、セッションには、領域代表者(研究代表者)である神戸大学大学院理学研究科の播磨尚朝教授らも参加。多彩な物質開発や物性理解が進むことによって、幅広い産業分野への応用が高まると同時に、当該分野の人材育成強化にもつながることなどが紹介され、参加者らとともに熱心に対話を繰り広げました。
 本学は、平成25年8月に文部科学省が日本のさらなる大学研究力向上や国際的な研究競争力強化等のために全国の大学・研究機関から選定した「研究大学強化促進事業」の選定大学(国内19大学)の一つであり、「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」としての高い研究力を有しています。また物理学分野では世界を先導するホットな研究に取り組んでいます。今回のセッションで得られた知見や人的ネットワークを最大限に利活用して、社会を革新する研究開発や学術・人材の基幹を築いていく予定です。

J-Physics:多極子伝導系の物理:http://www.jphysics.jp/


※本学が開催する「フューチャーセッション(Future Session)」とは、次世代シーズ・ニーズ創出を探るとともに、未来について多様な立場から解決すべき問題を提起し、少人数で活発な対話を通してより良い未来を実現する解決策を構築するセッションのことです。

※直近3回の岡山大学フューチャーセッション
第17回(テーマ「ヘルスケア産業」)はこちら
第18回(テーマ「エネルギー政策」)はこちら
第19回(テーマ「熱電交換デバイス」)はこちら

【本件問い合わせ先】
岡山大学リサーチ・アドミニストレーター(URA)執務室
TEL:086-251-8919

(16.02.29)



セッションで解説する野原教授


ファシリテーターを務める佐藤URA