黒神 直純
研究業績
法学部教授
黒神 直純 くろかみ なおずみ
研究内容
【著書】
- 芹田健太郎編集代表『コンパクト学習条約集〔第3版〕』（信山社、2020年）（共編）
- 横田洋三監修『入門国際機構』（法律文化社、2016年）（共著）
- 浅田正彦編『国際法〔第3版〕』（東信堂、2016年）（共著）
- 浅田正彦編『国際法〔第2版〕』（共著）（2013年、東信堂）
- 芹田健太郎編集代表『コンパクト学習条約集〔第2版〕』（共編）（2013年、信山社）
- 『多文化共生の潮流―内外の法と政治から岡山県の施策のあり方を考える―』（岡山大学出版会、2013年）（共編）
- 浅田正彦編『国際法』（東信堂、2011年）（共著）
- 芹田健太郎編集代表『コンパクト学習条約集』（信山社、2010年）（共編）
- 桐山孝信他編『国際機構〔第4版〕』（世界思想社、2009年）（共著）
- 『国際公務員法の研究』（信山社、2006年）（単著）
【論文】
- 「国際機構からの脱退に関する一考察」『岡山大学法学会雑誌』70巻3・4号（2021年）67-96頁。
- 「国連における行政裁判所制度の確立」『現代国際法の潮流Ⅰ』（東信堂、2020年）241-257頁。
- 「ILO行政裁判所判決審査手続の廃止について」『実証の国際法学の継承―安藤仁介先生追悼』（信山社、2019年）677-703頁。
- 「国連組織における法秩序の展開」『国際法外交雑誌』115巻2号（2016年）27-53頁。
- 「国際機構の免除と国際公務員の身分保障―欧州人権裁判所Waite&Kennedy判決が及ぼした影響―」『普遍的国際社会への法の挑戦（芹田健太郎先生古稀記念論文集）』（信山社、2013年）629-655頁。
- 「国連事務局の機能変化」『世界法年報』30号（2011年）52-80頁。
- 「国連行政裁判所の改革について―国連紛争裁判所と国連上訴裁判所の設立―」『法学と政治学の新たなる展開（岡山大学創立60周年記念論文集）』（有斐閣、2010年）225-245頁。
- 「国際公務員法の体系について」『岡山大学法学会雑誌』54巻3号（2005年）27-77頁。
- 「国際公務員法の研究」（2004年、神戸大学博士学位論文）。
- 「国際行政裁判所の法的地位とその役割―ＩＬＯ行政裁判所ブスターニ事件判決を契機として―」『岡山大学法学会雑誌』53巻3・4号（2004年）91-118頁。
- 「国際事務局の成立とその発展」『岡山大学法学会雑誌』52巻4号（2003年）1-45頁。
- 「国際機構の内部的責任について」国際法学会編『国際法外交雑誌』101巻2号（2002年）77-100頁。
- 「国連事務局の発展と行政裁判所」日本国際連合学会編『グローバル・アクターとしての国連事務局（国連研究第3号）』（国際書院、2002年）137-156頁。
【その他】
- 薬師寺公夫ほか編集代表『判例国際法〔第3版〕』（東信堂、2019年）（「34 マジル事件」）131-133頁。
- 小畑郁ほか編『ヨーロッパ人権裁判所の判例Ⅱ』（信山社、2019年）（「2 国際機構の免除 国際機構の裁判権免除と『公正な裁判を受ける権利』―ウェイトおよびケネディ判決―（Waite and Kennedy v. Germany）」［1999、大法廷］）46-50頁。
- 「北極海地域におけるスヴァールバル諸島の地位」平成22年度～平成24年度科学研究費補助金（基盤B一般）研究成果報告書（代表；小柏葉子）2-22頁。
- 「非公式協議20-25」、外務省委託研究、財団法人平和・安全保障研究所『安保理議長ノート（S/2006/507）に関する最近の事例』（2009年）24-27頁。
- 「主要文献目録」国際法外交雑誌106巻2号（2007年）（柴田明穂氏と共著）。
- 「国際事務局の歴史的展開―南極条約事務局の法的地位検討のための前提的考察―」平成15～18年度科研費補助金基盤研究（B）研究成果報告書（代表：柴田明穂）（2007年）。
- 「バレンツ協力の今日的意義―海をめぐる協力の1考察」平成17年度～平成18年度科学研究費補助金基盤研究（C）研究成果報告書（2007年）。
- 「国際公務員法の研究」平成16年度～平成18年度科学研究費補助金基盤研究（C）研究成果報告書（2007年）。
- 「台湾と世界保健機関（WHO）」日台交流センター編『歴史研究者交流事業（派遣）研究成果報告書集（2001-2004）』（2006年）、669-678頁。
- 「主要文献目録」国際法外交雑誌105巻2号（2006年）（柴田明穂氏と共著）。
- 松井芳郎編集代表『判例国際法（第2版）』（東信堂、2006年）「30マジル事件」。
- 国際法学会編『国際関係法辞典（第2版）』（三省堂、2005年）、「国際行政裁判所」および「国際連合行政裁判所の補償裁定に関する勧告的意見」。
- 『コンサイス法律学用語辞典』（三省堂、2003年）、「国際河川委員会」など17項目。
- 書評：「横田洋三『国際機構の法構造』（国際書院、2001年、465頁」国際法学会編『国際法外交雑誌』101巻1号（2002年）122-126頁。
学会報告
- 国際法学会2015年度研究大会報告「国連組織における法秩序の展開」
- 世界法学会2010年度研究大会報告「国連事務局の機能変化」
- 日本国際連合学会2007年度研究大会報告「国連事務局改革と国際公務員制度」
研究環境の整備
【研究代表者】
- 平成29～31年度科研費補助金基盤研究Ｃ（研究課題：「国連組織における法秩序の体系的研究」）
- 平成26～28年度科研費補助金基盤研究Ｃ（研究課題：「国連行政に関する体系的研究―国際組織法の観点から―」）
- 平成21～23年度科研費補助金基盤研究Ｃ（研究課題：「国連事務局における国際公務員制度の体系的研究」）
- 平成19～21年度科研費補助金基盤研究Ｃ（研究課題：「国際機構の国際責任に関する研究」）（ただし、20～21年度は、研究代表：築島尚）
- 平成18年度岡山大学学長裁量経費（研究課題「『ローカル・リーダー養成ネットワーク』構築のための法政策的研究」）
- 平成17年度岡山大学特別配分経費（研究課題「転換期国際社会における訴訟プロセスの統合的分析」）
- 平成16年度岡山大学特別配分経費（研究課題「国際機構内部法の研究」）
- 平成15年度岡山大学特別配分経費（研究課題「国際機構法の体系に関する研究」）
- 平成14年度岡山大学特別配分経費（研究課題「国際機構の国際責任に関する研究」）
- 平成16年度（財）交流協会日台交流センター「歴史研究者交流事業（派遣）」（研究課題「台湾の国際機構への参加に関する歴史的経緯とその将来についての研究」)
- 平成18年度科研費補助金（研究成果公開促進費）
- 平成16～18年度科研費補助金基盤研究Ｃ（研究課題「国際公務員法の研究」）
【研究分担者（外部資金のみ）】
- 平成28～32年度科研費補助金基盤研究Ｃ（研究課題・「北極国際法秩序の構想・科学・環境・海洋・組織」）
- 平成23～27年度科研費補助金基盤研究A（研究課題：「国際法の訴訟化への理論的・実践的対応」（研究代表：坂元茂樹（神戸大学））
- 平成21～23年度科研費補助金基盤研究B（研究課題：「地域協力と越境的ネットワークの変容に関する地域間比較研究―海域島嶼を事例として」（研究代表：小柏葉子（広島大学））
- 平成17～18年度科研費補助金基盤研究C（研究課題：「海をめぐる地域的人間安全保障協力」（研究代表：小柏葉子（広島大学））
- 平成15～18年度科研費補助金基盤研究B（1）（研究課題「転換期南極条約体制が直面する組織的環境的諸課題の複合研究」（研究代表：柴田明穂（神戸大学））
学会役員
世界法学会理事その他
- 2007年8月～2009年9月 米国コロンビア大学にて在外研究員。
- 2004年5月、南極条約第27回協議国会議（於ケープタウン）に日本政府代表団の一員として参加。
- 2004年3月、博士（法学）学位取得（神戸大学）。