国立大学法人 岡山大学

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クライオ電子顕微鏡による単粒子解析法のハンズオントレーニング講習会第2回(英語版)を開催

2026年09月25日

 本学異分野基礎科学研究所国際構造生物学研究センターは、9月3、4日に、共創イノベーションラボ(KIBINOVE) 5階コネクトスタジオ(津島キャンパス)において、講習会「第2回ICSB※ Training Weekend」を対面とオンラインによるハイブリッド形式で開催し、対面12人、オンライン5人の計17人が参加しました。
 今回の講習会は、5月に開催した「第1回ICSB Training Weekend」に続くもので、クライオ電子顕微鏡による「単粒子構造解析法を用いた構造解析技術を習得する」をテーマに、英語版として実施しました。教職員(主に留学生)の初心者を対象とし、講師は、学術研究院先鋭研究領域(異分野基礎)の蔡弼丞助教(特任)と沼本修孝准教授(特任)が務めました。
 参加者は、実際にチュートリアル用に用意されたタンパク質データを用いて、解析プログラム「CryoSPARC」や「ChimeraX」を操作しながら、構造解析に取り組みました。質疑応答を交えながら丁寧な解説が行われ、初心者にも分かりやすい内容となりました。参加者は熱心に実習に取り組み、クライオ電子顕微鏡を用いた構造解析技術への理解を深めました。
 クライオ電子顕微鏡を用いた構造解析では、タンパク質などの生体分子の立体な構造を明らかにし、その働く仕組みを理解することができます。多数の二次元画像情報から三次元構造を再構築することで、これまで見ることが難しかった分子の本来の構造を可視化することも可能です。こうした研究は、病気の原因解明や創薬をはじめ、エネルギー、食糧、環境など、さまざまな分野の課題解決につながることが期待されています。
 本学では、2024年2月1日からクライオ電子顕微鏡「KriosG4」(300 kV, サーモフィッシャ社)に続き、2025年11月1日からクライオトモグラフィー用クライオプラズマFIB-SEM装置「Arctis」(サーモフィッシャ社)の共用を開始し、これらの装置を活用した構造解析のサポート支援にも取り組んでいます。

※ICSB=International Center for Structural Biology=国際構造生物学研究センター

<参考>
・文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~
・異分野基礎科学研究所国際構造生物学研究センター
・クライオ電子顕微鏡「KriosG4」を中四国地域に初導入!
・クライオトモグラフィー用クライオプラズマFIB-SEM装置「Arctis」を西日本に初導入
・コアファシリティポータルの「クライオ電子顕微鏡「kriosG4」(300kV)の装置概要、予約、依頼測定の申し込みはこちら
・コアファシリティポータルの「クライオトモグラフィー用クライオプラズマFIB-SEM装置「Arctis」」の装置概要、予約、依頼測定の申込はこちら ・研究設備機器共用システムCFPOU(Core Facility Portal , Okayama University)
・クライオ電子顕微鏡による単粒子解析法のハンズオントレーニング講習会を開催 ・クライオ電子線トモグラフィーによる細胞内タンパク質のin situ構造解析法のハンズオントレーニング講習会を開催
・クライオ電子顕微鏡を活用した新たな生化学・分子生物学の最前線~第43回分子病理学研究会、本学J-PEAKS共催講演会~

【本件問い合わせ先】
岡山大学学術研究院先鋭研究領域(異分野基礎科学研究所)
卓越教授 沈 建仁
TEL:086-251-8502
E-mail: shen◎okayama-u.ac.jp
    ※@を◎に置き換えています。

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