本学は10月から、文部科学省「研究開発マネジメント人材に関する体制整備事業」(実施主体:日本学術振興会)における研修生2人の受入れを開始しました。10月2日には、事業関係者および研修生が一堂に会する決起集会を本学津島キャンパスの共創イノベーションラボKIBINOVE(きびのべ)で開催しました。
本事業は、全国の大学等の研究力を強化するため、研究開発マネジメント人材の活躍を促進し、わが国全体における研究開発マネジメント人材の量的不足の解消および質の向上を図るとともに、適切な処遇・キャリアパスの確立を推進することを目的としています。本学は研修提供機関として認定されている3機関のひとつです。
第1期受入(2026年10月~2027年9月)では、島根大学の井上航URAと千葉大学の髙橋唯樹URAが、本学研究・イノベーション共創機構の参事として本事業に参加し、1年間の研修等を受けます。
決起集会は、井上参事と髙橋参事の目標や抱負を共有するほか、事業責任者である佐藤法仁副理事(研究・産学共創総括担当)・副学長(学事担当)・上級URA、研修メニュー担当者、メンターおよび事務局関係者が一堂に会し、相互の交流を深めるなどの目的のために開催されました。
冒頭、佐藤副理事・副学長・上級URAより、「お客さま扱いはせず、岡山大学の一員として開かれた地域中核・特色ある研究大学:岡山大学の発展に寄与していただくとともに、自分たちの学びたい部分だけではない領域も貪欲に学んでいただきたい。早速ですが、来月にはドイツに行っていただきます。『そんな話は聞いていない』などのレベルの低い話は、組織では通用しません。この機会をチャンスと捉えて、どう自分の身にするのか、そして組織の力に変換するのかを考えて行きましょう。私たちもそのために精一杯の力を提供します」と、激励とともにいきなりの課題が与えられました。また、メンターである松原加代子コーディネーターからは、研修生が充実した研修期間を過ごし、本研修を通じて本学とのつながりを深め、「また岡山大学と一緒に仕事をしたい」と感じてもらえるよう支援していきたいと述べられました。
その後、研修メニューの紹介とともに担当者からの期待等も述べられ、活発な意見交換が行われました。事務局メンバーの本学研究・イノベーション共創機構の河本雅紀筆頭副機構長は、研修生を本学URAの一員として迎え、今後一年間ともに大学の研究力向上等に取り組んでいきたいとの期待を述べました。参加者は、それぞれが本事業への期待と責任を感じながら、これから始まる研修に向けて決意を新たにする有意義な場となりました。
本学では、文部科学省・JSPSの「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」などの事業をもとに、本学の長期ビジョン2050の実現のために、従来にないさまざまな学内外での改革を実施しています。井上参事と髙橋参事も、これら変革の加速の一員として大いに活躍できるようにしていきます。どうぞ、開かれた地域中核・特色ある研究大学:岡山大学の取り組みと井上参事、髙橋参事の取り組みにご期待ください。
〇井上航参事のコメント
岡山大学の挑戦的な研修スタイルに魅力を感じています。研究や社会の課題に対して実行力ある存在となり、将来的には島根県全体の「窓口」として地域課題を研究課題へと発展させ、他地域の知見や資源を結集しながら研究者の活躍機会を創出したいです。
〇髙橋唯樹参事のコメント
岡山大学の研修内容が自身の目指す成長と合致していることや、先進的な取り組みから多くを学べることに魅力を感じ、本研修への参加を決めました。大学運営におけるさまざまな課題に直面した際に、相談を受ければ解決の糸口を示せるような存在になることを将来像として描いています。研修期間中は、岡山大学の関係者とともに具体的な成果を創出し、その経験を今後の活動に活かしたいです。
<参考>
・文部科学省「研究開発マネジメント人材に関する体制整備事業」に採択~「知」から新たな価値を生み出すことのできる研究開発マネジメント人材の育成:岡山大学URAモデルなど特色ある取り組みを生かした研修を提供~
・「研究開発マネジメント人材に関する体制整備事業」に関するサイトビジットを実施~「知」から新たな価値を生み出すことのできる研究開発マネジメント人材の育成へ~ - 国立大学法人 岡山大学
・研究開発マネジメント人材の育成と運用にかかる研修生のマッチングのための意見交換を島根大学と実施 - 国立大学法人 岡山大学
・研究開発マネジメント人材の育成と運用にかかる研修生のマッチングのための意見交換を千葉大学と実施 - 国立大学法人 岡山大学
・研究開発マネジメント人材に関する体制整備事業における研修生2人が本学に着任~那須学長から参事の辞令交付とともに意見交換会を実施~
【本件問い合わせ先】
岡山大学研究・イノベーション共創管理統括部 研究協力課
TEL:086-251-7116
E-mail:kenkyu-management◎adm.okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。
J-PEAKS HP
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2026年10月16日