中塚研究室について

 当研究室は、2006年4月、産婦人科医、助産師、保健師、不妊カウンセラー、看護学生などが集まり、生殖過程に関するテーマを中心に、女性のライフスタイル全般、更に、ジェンダー、性差などに関連した研究を行う場として発足しました。

 生殖補助医療への助成制度、保険適応などの医療経済の問題。不妊症、不育症などの患者への精神的支援の問題。卵子や精子のDonation、売買、凍結保存の精子や卵子による死後生殖、代理母、海外渡航による各種の生殖医療など倫理的問題。生殖医療に関しては、近年、種々の事例が社会問題化しています。
 周産期医療に関しては、産婦人科医、助産師の不足に対する改善策は見えず、産科の過疎地域が全国的に広がっています。また、少子化は止まらず、分娩施設の減少との間で悪循環に陥っています。

 一方で、種々の困難に立ち向かい、子供を持とうとする夫婦もいれば、他方では、望まない妊娠のため妊娠中絶をするティーン・エイジャーもいます。また、ティーン・エイジャーの中では、無防備な性交によるクラミジア感染症で不妊症になったり、HPV感染症で子宮癌になったりというリスクも広がっています。

 核家族のため、育児の相談ができる相手もなく、育児支援のニーズは増加しています。更に、子供への虐待は、世代を超えた連鎖も問題となっています。

 性同一性障害に関しては、戸籍の性別変更に関する特例法の改正、性別違和感のある児童の取り扱い、思春期の性同一性障害症例に訪れる種々の危機などに関しても社会問題となっています


教授紹介

CEO

中塚幹也

岡山大学大学院保健学研究科 教授
岡山大学医学部保健学科 教授
岡山大学生殖補助医療技術教育研究(ART)センター 教授
岡山大学病院リプロダクションセンター センター長
岡山県不妊専門相談センター センター長
おかやま妊娠・出産サポートセンター センター長

GID(性同一性障害)学会 理事長
日本母性衛生学会 理事
日本産科婦人科学会 代議員
日本産婦人科医会 母子保健委員会 委員
日本生殖免疫学会 理事
日本性科学会 理事
日本女性心身医学会 理事
日本産婦人科内視鏡学会 評議員
日本妊娠高血圧学会 評議員
日本不妊カウンセリング学会 評議員
岡山県産婦人科医会 理事(母子保健担当)
がんと生殖医療ネットワークOKAYAMA 代表
岡山市男女共同参画専門委員会 委員
岡山県青少年健全育成促進アドバイザー

岡山大学病院リプロダクションセンター,不妊内分泌外来,不育症専門外来,ジェンダークリニックで診療中.腹腔鏡下手術,SRS(性別適合手術)も行っている。

1986年 岡山大学医学部・医学科 卒業
1986年 岡山大学医学部附属病院 産科婦人科
1987年 広島市民病院 産婦人科
1988年 香川県立中央病院 産婦人科
1991年 日本産科婦人科学会認定医
1992~1995年 米国NIH(National Institutes of Health)
1994年 岡山大学大学院修了医学博士
1995年 岡山大学医学部 産科婦人科 助手
1998年 岡山大学医学部 ジェンダークリニック
2003年 岡山大学医学部 産科婦人科 講師
2004年 岡山県不妊専門相談センター 開設
2006年 岡山大学医学部保健学科 教授
2007年 岡山大学大学院保健学研究科 教授
2007年 日本生殖医学会 生殖医療指導医
2013年 岡山大学生殖補助医療技術教育研究センター 教授
2013年 がんと生殖医療ネットワークOKAYAMA結成
2014年 おかやま妊娠・出産サポートセンター 開設
2018年 岡山大学病院リプロダクションセンター センター長
2019年 岡山大学大学院保健学研究科 研究科長・岡山大学医学部保健学科 学科長

所属:日本生殖医学会(旧,日本不妊学会),日本受精着床学会,日本産科婦人科学会,日本内分泌学会,日本母性衛生学会,日本新生児周産期医学会,日本妊娠高血圧学会,日本生殖免疫学会,日本産婦人科内視鏡学会,日本内視鏡外科学会,エンドメトリオーシス研究会,GID(性同一性障害)学会,日本遺伝カウンセリング学会,日本不妊カウンセリング学会,など


研究領域

具体的な研究の対象としては・・・

不妊症(妊娠をしない状態)
不育症(流産・死産を繰り返し,子供を得られない状態)
挙児希望のある子宮内膜症症例の自尊感情についての検討不妊症と患者支援.不育症症例の精神的ストレスの経時的変化.不育症の血管障害.など.

子育て支援
子育てネットワークなどのフィールドで妊婦,子育て中の家族の問題点を調査する.

悪性腫瘍と不妊,妊娠
悪性腫瘍治療に伴う不妊とその対策,卵巣凍結保存法の開発.など.

就労妊婦の実態と少子化
岡山における就労妊婦の実態に関するアンケート調査.など.

各種の合併症妊娠,分娩
妊娠高血圧腎症(妊娠中毒症)における血管障害.早期産の予測.絨毛羊膜炎の予防.など.

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と生活習慣病
(PCOS:月経不順があり,太めで,にきびを伴う疾患)
多嚢胞性卵巣症候群における血管障害と脂質代謝異常やインスリン抵抗性の検討.など.

思春期
月経に伴う各種の症状,クラミジア感染症と不妊症.
HPV感染症と子宮頚癌.など.

性同一性障害
性同一性障害の説明と治療を希望する年齢に関する調査.
血管障害の測定思春期の性同一性障害症例の社会的,精神的,身体的問題点と医学的介入の可能性についての検討.
性同一性障害の外来の診療システムにおける問題点.など.

生殖医療と倫理,医療事故
内視鏡下子宮筋腫手術におけるトラブルについてのアンケート調査.生殖医療と倫理. など.

研究室メンバーの卒業論文・修士論文・博士論文のテーマ

2023年度(令和5年度)
<学士論文>
・SNS 上でのデートDV に対する大学生の認識と実態:岡香里
・大学生における「ルッキズム」への意識と実態:熊代瑞季
・妊産婦・子育て支援関連のボランティアへの参加に対する大学生の意識:辻田真彩
・「孤立した妊婦や母子」への支援に関する大学生の知識と意識:野間理紗子
・「学生のための生理休暇」に対する大学生の意識:浜本玲奈
・女性の健康課題と「フェムテック」に関する大学生の知識と意識:山崎萌依
・大学生における「学校での『性の多様性』に関する教育」の実態と意識:山下もも子

<修士論文:博士前期課程>
・不妊・不育治療への保険適用拡大と経済的・心理的負担との関連:小野裕香
・トランスジェンダーにおける就労の現状と課題~SOGI ハラスメントとメンタルヘルス~:木岡未奈美
・中学校での継続した「生命と性に関する授業(いのちの授業)」実施の取り組みとその効果―過疎地域での実施 を通してー:小野 恵
・保育・幼児教育に携わるスタッフにおける就学前の子どもへの性教育に対する意識と実態:難波玲奈
・高校生における「生理の貧困」の実態と意識:田中映里
・不育症カップルに対する精神支援への看護スタッフの意識と実態:韓紅梅

<修士論文:博士後期課程>
・Japanese Nursing Staff’s Knowledge and Attitude toward Bereavement Care for Couples with
 Miscarriage/Stillbirth and Its Associated Factors:劉思雨

2022年度(令和4年度)
<学士論文>
・ LGBTQに関する法律や制度への大学生の意識:朝日 春菜
・大学生の避妊についての知識と緊急避妊薬の薬局販売への意識:岩本 菜那
・不育症女性の持つ「周囲の人々に対する気持ち」に関する因子:河田 明日香
・大学生における包括的性教育の実態と意識:本藤 悠理
・性的マイノリティ当事者のスポーツ分野での活動に関する医療系大学生の意識:森 直子
・HPVワクチンのキャッチアップ接種への大学生の意識:山川 誌織

<修士論文:博士前期課程>
・不育症女性の性格特性における自律神経活動と心理状態の関連:岡田 慧美
・精神科・心療内科の医療スタッフにおける「妊産婦のメンタルケア」への意識と実態:鎌田 紗歩
・不育症妊婦の母親役割獲得について:田端 李帆
・ ・不育症女性における免疫学的マーカーと心理状態の関連:轟 真歩
・トランスジェンダー(性同一性障害)当事者における性教育に対する意識:伏谷 あすみ
・3歳以下の第1子をもつ男女の夫婦関係と家庭内役割分担に関する検討:宮脇 あゆか

2021年度(令和3年度)
<学士論文>
・看護学生における妊孕性についての知識とライフプランについての意識調査:小野 裕香
・医学的・社会的リスクを持つ妊産婦や子育て中の母親への保健師による支援:COVID-19拡大前後での変化
 :河合 舞果
・学校におけるトランスジェンダーの生徒に対する支援の実態:竹内 彩
・大学生における「生理の貧困」の実態と意識:田中映里
・岡山県の大学生における妊孕性の認知度:寺田 百花
・「幼児期における性教育」に対する保護者の意識と実態:難波 玲奈
・高校生の性的マイノリティ(LGBT)に対する意識調査:藤本 有香

<修士論文:博士前期課程>
・岡山県における「妊産婦へのメンタルケア」に関連して行う連携に対する保健師の意識:近藤 穂奈美
・不育症カップルのグリーフケア,TLCへの意識と実態:抑うつ・不安への影響:中川 百子
・医療スタッフにおける性的マイノリティに関する知識と意識:中村 桃子
・性教育で今後取り上げるべきテーマに対する助産師の意識と性教育実施の実態:藤井 美空
・ ・大学生におけるライフプランに対する意識~新型コロナウイルス感染拡大を受けて~:山下 華奈

<博士論文:博士後期課程>
・Relation Between Identity Disclosure to Family Members and Mental Health in Japanese Transgender
  People:周 宇

2020年度(令和2年度)
<学士論文>
・COVID-19拡大下での子育ての実態と意識 保育園における調査から:尾下 悠里
・教育関係者におけるLGBTに対する認識の変化:2008年からの12年間の質問紙調査データから:川岡 穂花
・COVID-19拡大による不妊症・不育症女性の生活・心理への影響について:田端 李帆
・新型コロナウイルス感染拡大に伴う「妊産婦や母親の不安と支援の実際」:全国の相談窓口への調査から
 :伏谷 あすみ
・学校におけるLGBTに関する教育とライフプランを立てることへの支援についての調査:藤本 さや

<修士論文:博士前期課程>
・性同⼀性障害当事者における⼀般の医療施設受診時の経験と⼼理:江⼝ 珠美
・COVID-19拡大が及ぼす妊婦の心理的ストレスと妊婦が求める支援の検討:中正 成美
・妊娠中から産後の各時期における「辛ったこと ・相談実態」・相談実態」と乳児全戸訪問時の産後うつ,
 母子ボンディグと関連 :守谷 菜月
・不育症女性における性格特性と気分状態との関連性:藤井 彩

<博士論文:博士後期課程>
・Gender Expression among Transgender Women in Japan: Support Is Needed to Improve Social Passing
  as a Woman:古谷 ミチヨ

2019年度(令和元年度)
<学士論文>
・不妊症,不育症女性における治療と仕事との両立状況:片江 紗矢香
・大学生におけるHPVワクチンに対する意識:清水 香帆
・男子大学生が妊婦体験を行うことによる「妊婦や家事・育児に対する意識」への影響:橋本 采佳
・自治体職員におけるLGBTに関する知識と意識:松本 梓
・性的マイノリティについての学校教員の意識と支援:水谷 滉菜
・子育て中の高齢の母親におけるママ友関係の構築:安延 真奈美
・「大学生におけるLGBT当事者への支援」及びカミングアウトされた時の「アウティング」に対する大学生の
 意識:安間 友美

<修士論文:博士前期課程>
・一般市民における配偶子凍結・提供対す意識調査: 新たな対象としてのLGBT当事者 :高田 茉奈
・「妊産婦のメンタルケア」に対応する看護スッフ意識 :高野 みのり
・不育症治療を受ける女性に対す精神的支援 - グリーフケア,TLCに対する意識と実態-:千葉 智美
・不妊治療施設の看護スタッフにおける「男性不妊」への対応の実態:辻 祥子
・全国産婦人科施設代表者における 配偶子凍結・提供対する意識と実態:LGBT当事者が生殖医療で子どもを
 持つことへの意識:細木 菜々恵

2018年度(平成30年度)
<学士論文>
・大学生における「遺伝性乳がん・卵巣がん」に関する知識と意識:一色 梨緒
・「大学生における性の多様性と家族形成」への意識:須崎 かな
・大学生における育児疑似体験と結婚観、育児への意識の変化:高橋 麻友
・大学生における「トランスジェンダー当事者の部活動・サークル活動」に関する意識:難波 瑞穂
・「無侵襲的出生前遺伝学的検査(NIPT)」に関する妊婦の意識:東田 明日香

<修士論文:博士前期課程>
・不育症カップルのストレスと夫婦の関係性:岩本 夏美
・性暴力被害の予防に関する大学生の知識と意識:大林 恵
・産科の看護スタッフにおけるNIPTに対する意識と受検する妊婦への支援の実態:角田 佳志恵
・学校における性同一性障害の子どもへの教職員の対応と医療との連携への意識:服部 瑠衣
・妊娠初期の背景因子と産後メンタルヘス,ボディグ関連:細田 真帆

<博士論文:博士後期課程>
・Thyroid function decline and diet in female high-school long-distance runners:岩崎 由香里

2017年度(平成29年度)
<学士論文>
・大学生における「行政が行う結婚支援事業」に対する意識調査 : 片岡 麻美
・生殖医療におけるゲノム編集に対する大学生の意識 : 田崎 史子
・産後1か月の母親における育児とスマホ利用の実態:為定 春奈
・高校生におけるSNS使用とデートDVの実態 : 千葉 智美
・一般市民におけるLGBTの知識と意識:南原 あかり
・「卵子や精子の凍結・提供に対する大学生の意識」:細木 菜々恵

<修士論文:博士前期課程>
・切迫早産で入院となった経産婦が子どもと離れて過ごす体験 : 入院初期と退院準備期での比較 : 有信 みき
・性同一性障害当事者における戸籍上の性別変更のための要件と子どもを持つことについての意識 : 瀬尾 奏衣
・乳がん女性における妊孕性温存への意識調査 : 平 千紘
・不育症女性における着床前スクリーニングに対する意識 : 広保 沙紀
・養護教諭のHPVワクチンに対する意識 : 舟田 瑞希
・不育症女性における悲嘆,不安,及び,周囲の人々に対する気持ち : 安村 朋姫

<博士論文:博士後期課程>
・Descriptive study on gender dysphoria in Japanese individuals with Male-to-Female gender identity
  disorder:篠原好江 Yoshie Shinohara

2016年度(平成28年度)
<学士論文>
・大学生における女性の社会進出に伴うマタニティハラスメント等の課題への意識:上田 あゆか
・大学生における性同一性障害当事者との関係性の強さと受容への意識:大西 沙紀
・「10代で妊娠・出産」に関する大学生の知識と意識:大林 恵
・大学生が接したマスメディアの中での恋愛描写と現実の恋愛との関連:児玉 舞雪
・教員における性的マイノリティの子どもへの支援に対する意識:北川 温子
・不育症女性における妊娠中の職場と家庭でのストレスの実態:日笠 麻友子

<修士論文:博士前期課程>
・子育て中の女性の職場におけるマタニティハラスメントと管理職登用への意識調査:泉田 萌杏
・高校生のSNS (social networking service)使用の実態とコミュニケーション. 生活習慣における課題
 :嶋田 雅子
・児童相談所に寄せられた児童虐待通告事例の背景:中谷 藍子
・一般市民における配偶子凍結・配偶子提供に関する意識調査:林 奈央
・教職員における性別違和感を持つ児童・生徒に対する意識調査一学校内での啓発方法一:林田 桃子
・「産後クライシス」の実態と夫の行動との関連:肥後 沙也子
・悪性腫瘍等の治療に関与する医療スタッフにおける生殖機能温存についての知識・意識と相談・支援の実態
 :宮本 志織
・健康な女性の卵子凍結を取り巻く社会的状況に対する意識:産婦人科施設代表者への全国調査:薬師寺 仁美
・高校生における妊娠・出産に関する知識と妊娠・出産・子育て期Iにおける男性の行動に対する意識:横田 泉

2015年度(平成27年度)
<学士論文>
・「代理出産」や「子宮移植」で子どもを持つことへの大学生の知識と意識:石畑 沙樹
・同性パートナーシップ制度および同性婚に関する大学生の意識:大利 遥
・「性同一性障害当事者の支援に関する文部科学省の動向」の認知度:瀬尾 奏衣
・大学生におけるLEP(低用量エストロゲン・プロゲスチン)製剤への意識:早澤 知佳
・大学生における着床前スクリーニングに関する知識と意識:広保 沙紀
・「健康な女性における卵子凍結」に関する大学生の知識と意識:山本 友里恵

<修士論文:博士前期課程>
・産科スタッフにおける産後の支援への意識:大廣 香織
・適切な父子手帳の作成に向けた基礎調査:長本 麻耶
・「マタニティハラスメント」に関する妊産婦の意識と実態:難波 早織
・養護教諭における生殖機能や生殖医療に関する知識とそれらを教育することへの意識:山縣 未佳

<博士論文:博士後期課程>
・Altered autonomic nervous system activity in women with unexplained recurrent pregnancy loss
 :片岡 久美恵
・Anxiety and Feelings toward Their Baby among Pregnant Women with Uterine Leiomyomas
 :妹尾 未妃

2014年度(平成26年度)
<学士論文>
・高校生におけるSNSによるコミュニケーションの実態:嶋田 雅子
・大学生における育児疑似体験による結婚,育児,親への意識の変化:花口 裕美
・教職員における性同一性障害の子どもへの支援に対する意識:林田 桃子
・対児感情と父性行動の関連性~3歳以下の子どもたちをもつ父親と母親の視点から~:肥後 沙也子
・育児中の母親における産後ケア事業への意識:吉海 歩実
・大学生における風疹に関する知識とワクチン接種推進への意識:宮崎 寛子
・大学生における生殖補助医療に関する倫理的課題に対する意識:薬師地 仁美
・妊娠,妊婦健診に関する知識や意識と夫婦間のコミュニケーション:横田 泉
・HPVワクチンに関する大学生の意識と報道の影響:吉村 沙耶佳

<修士論文:博士前期課程>
・性同一性障害当事者の小学生の頃の「封じ込める体験」とカミングアウトの困難性:犬飼 麻衣
・帝王切開術を受ける産婦へのバースプランの検討:医療スタッフの関わりの実態,産婦の不安の調査から
   :岩崎 美江
・産後1か月の母親における「妊娠中からの子育て支援」の必要性への意識:大森 菜未
・無侵襲的出生前遺伝学的検査(NIPT)に関する妊婦の意識:岡田 弘江
・不育症女性における心理的状態と自律神経活動:冨谷 友美

<博士論文:博士後期課程>
・Knowledge and attitudes toward Non-invasive prenatal testing among pregnant japanese women.
 :美甘 祥子

2013年度(平成25年度)
<学士論文>
・「性同一性障害」の認知に関する調査:大廣 香織
・大学生の持つライフプランと生殖医療への意識:大村 真世
・無侵襲的出生前遺伝学的検査(NIPT)に対する大学生の意識:角田 佳志恵
・高校生における妊娠に関する知識と子どもを持つことへの意識:川田 有佳里
・大学生における妊娠・出産に関する知識と院内助産システムに関する調査:富田 真未
・乳児揺さぶられ症候群(Shaken Baby Syndrome)に関する産科スタッフの意識:藤村 奈保子

<修士論文:博士前期課程>
・卵子提供や配偶子・性腺凍結保存に対する一般人の意識:岩井 智子
・妊娠中から産科スタッフが行う「父親への育児参加の動機付け」:内田 裕子
・外部との連携支援に向けて社会的ハイリスク妊産婦に対する同意取得の実態と意識に関する産科スタッフへの
 調査:田中 弘美
・産科施設と子育てグループの連携に向けて:子育てグループのスタッフへの意識調査:中田 果菜子
・学校における性同一性障害の子どもへの対応―一般教員と養護教諭に着目して―:松井 佳代

<博士論文:博士後期課程>
・Promoting Factors of physical and mental development in early infancy:A comparison of preterm
  delivery/low birth weight infants and term infants:林田 馨

2012年度(平成24年度)
<学士論文>
・大学生による「性に関するピアサポート」についての認識:大山 裕子
・産科施設に子育て広場スタッフが乗り入れることへの産科スタッフの意識:桒島 実緒
・産後1カ月における母親の育児ストレスと対児行動の実態:泥 順子
・性同一性障害(MTF)当事者の学童期から思春期における課題:身体の変化と精神状態:内藤 友香
・女性の年齢と生殖医療に関する大学生の意識:堀内 奈津姫
・看護スタッフによる不妊カップルへの精神支援の現状:山本 真悠子

<修士論文:博士前期課程>
・悪性腫瘍患者および健常者の配偶子の凍結保存と死後生殖への意識:全国の産婦人科施設への調査から
 :井上 理絵

2011年度(平成23年度)
<学士論文>
・子育て支援グループから見た産科スタッフ,地域保健スタッフとの連携:岡本 優花
・流死産のグリーフケアを行うスタッフのストレスとスタッフに対するケアの現状:木下 佑里恵
・不育症女性とその夫の流死産に伴うストレスについて:高郷 真希
・産科から地域へ~社会的ハイリスク妊婦連携の実態~:田中 弘美
・大学生の性に関する情報取得におけるインターネットの利用について:水原 園佳
・性教育における「HPVワクチン」に関する養護教諭の意識:妻鳥 桃子
・妊婦とその夫における喫煙の実態と禁煙行動について:渡邊 渚沙

<修士論文:博士前期課程>
・子どものいる子宮頸がん女性への看護支援のあり方~母親から子どもへの視点から~:鹿島 江利子
・産後1か月の母親の育児ストレスー「辛い」という捉え方と抑うつ傾向の関連性ー:久世 恵美子

2010年度(平成22年度)
<学士論文>
・性同一性障害における就労に関する現状と課題:久井 礼子
・大学生の生殖組織保存に対する意識調査:小松原 一恵
・性同一性障害への対応と課題に関する意識調査:日阪 奈生
・産科と地域との子育て連携 地域から産科へ望むこと:山本 美香子
・高校生の生活の中での携帯電話:吉田 朋子
・HPVワクチンに関する大学生の認識:吉村 舞

<修士論文:博士前期課程>
・子宮頸がん,HPVに関する知識とHPVワクチン接種への認識:松本 明美
・妊娠中の不育症女性の不安:秦 久美子

2009年度(平成21年度)
<学士論文>
・性同一性障害の外来システムの問題点:大田 有貴子
・不妊症に対する高校生と大学生の意識調査:小寺 菜見子
・大学生におけるデートDVに関する認識:塩田 萌

<修士論文:博士前期課程>
・産科スタッフにおける「妊娠中のDV」に関する認識:川原 みちよ

2008年度(平成20年度)
<学士論文>
・「飛び込み分娩」による新生児の状況に関する調査:奥村 永里子
・胎児超音波検査に対する妊婦の意識:久下さくら
・抗リン脂質抗体陽性の不育症症例におけるヘパリン自己注射と妊婦の不安:難波 沙由里
・生殖における価値観と生活背景との関連~代理出産について~:三谷 久美子
・流・死産後の環境と不育症女性の心理:矢富 茜
・月経前症候群に対する温罨法の効用:米藤 由貴

<博士論文:博士後期課程>
・Effects of aging on heart rate variability and its relationship to psychosomatic complaints in women
:後藤 由佳

2007年度(平成19年度)
<学士論文>
・抗リン脂質抗体陽性の不育症症例におけるヘパリン注射の実態と自己注射への意識:川上 舞子
・小児医療システムの利便性と子育てをする母親の不安に関する調査:田上 志保
・性同一性障害(MTF)症例の思春期における心理と表出するアラームサイン:藤井 友紀
・産科施設から遠隔地に住む妊産婦の不安:溝口 祥代
・「代理出産」に関する大学生の意識調査:山下 真由
・妊娠中の食事・嗜好品・薬に関する認識度について:吉田 真奈美

<修士論文:博士前期課程>
・女性の年齢による認知機能の変化ー閉経およびホルモン補充療法との関連ー:莎如拉
・中高年女性の夫婦関係と更年期症状との関連:山中 祥栄

<博士論文:博士後期課程>
・Increased arterial stiffness in female to male transsexuals treated with androgen.:江見 弥生

2006年度(平成18年度)
<学士論文>
・就労妊婦の社会的環境と少子化―就労状況と子どもを持つことに対する意識―:奥野 雅子
・性同一性障害における不登校, 自傷・自殺未遂などの問題行動の発生率の推移:佐々木 新介
・就労妊婦の社会的環境と少子化―収入と子どもを持つことに対する意識―:宮木 ゆか

<修士論文:博士前期課程>
・中学・高校生における不定愁訴:二次性徴との関連:難波 梓沙

研究室メンバー

2024年度研究室メンバー

保健学科
4年
大学院
保健学研究科
博士前期過程1年
大学院
保健学研究科
博士前期過程2年
大学院保
健学研究科
博士後期過程
留学生
赤羅 由衣
TIAN WEIJIE
河田 明日香
鈴木 千枝
 
石原 舞侑
杉原 依里香
佐藤 芙優子
細井 舞子  
森原 菜乃
藤原 友絵
山川 誌織
岩田 歩子  
井内 鈴華
田中 紫織
小出 いつか
粟井 京子  
山田 莉央
野間 理紗子
宮下 由紀乃
濱田 佳代子  
佐田 彩女
熊代 瑞季

新井 友子  

辻田 真彩

小林 匡美  
  山下 もも子

形山 千明  
 
  福岡 美和  
 
  柘野 浩子  
      井上 理絵  
      岩尾 侑充子  
      江口 珠美
 
      比良 静代
 
      川野 綾  
      杉原 和也  
      比良 静代  
      潘 新玉  
      齋藤 尚子  
      髙尾 緑  
      中正 成美  

研究室メンバーの学会での受賞歴 等

  • 第12回 日本不妊カウンセリング学会(2013年5月31日 東京虎ノ門ニッショーホール)
     山本真悠子 奨励賞受賞
     『看護スタッフによる不妊カップルへの精神支援の現状』
     山本真悠子、片岡久美恵、秦久美子、 中塚幹也
  • 第11回 日本不妊カウンセリング学会(2012年6月8日 東京虎ノ門ニッショーホール)
     片岡久美恵 優秀賞受賞
     『早期流産を経験した母親のグリーフケアの現状-中・四国における実態調査より‐ 』
     片岡久美恵、中塚幹也、合田典子
  • 第18回日本家族看護学会(2011年6月25~27日 京都)  
    ベスト・オーラル賞 受賞
     『中・四国における ペリネイタル・ロスを経験した家族への グリーフケアの実態』
     片岡久美恵、合田典子、 井田歩美、中塚幹也
  • 第10回 日本不妊カウンセリング学会(2011年6月3日 東京虎ノ門ニッショーホール)
     古谷真実 優秀賞受賞
     『グリーフケアを受けた流死産女性への継続ケア としての退院後面接の試み』
     古谷真実、秦 久美子、 殿森恵利子、難波沙由里、 中塚幹也
  • 第9回 日本不妊カウンセリング学会(2010年6月4日 東京虎ノ門ニッショーホール)
     江見弥生 奨励賞受賞
     『不育症女性の抑うつ傾向と顕在性不安の検討:K6,MASを使用して』
     江見弥生、藤原順子、中塚幹也