Department of Neurology, Graduate School of Medicine, Dentistry and Pharmaceutical Sciences, Okayama University

ALS研究・治験のトピックス

2023年12月21日
筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者を対象としたMuse 細胞製品の探索的臨床試験において安全性を確認

孤発性ALS患者5人に対してMuse 細胞製剤を投与する臨床試験を実施した結果、重大な副作用は認めませんでした。これらの研究成果は2023年11月28日、米国科学誌「Cell Transplantation」のOriginal Article として掲載されました。(詳細は下記サイトをご参照ください)

2021年7月13日
筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者を対象としたMuse 細胞製品の探索的臨床試験の新規被験者募集を締め切りました。

筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者を対象とした Muse 細胞製品「CL2020」の探索的臨床試験を岡山大学病院にて2021年2月上旬から開始しておりましたが、 目標症例数達成により2021年7月13日をもって新規被験者募集を締め切りました。治験詳細については、臨床研究実施・研究概要公開システムにて公開しています。(下記サイトをご参照ください)

2021年1月29日
筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者を対象とした Muse 細胞製品の探索的臨床試験の開始

筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者を対象とした Muse 細胞製品「CL2020」の探索的臨床試験を岡山大学病院にて2021年2月上旬から開始しました。

2020年10月29日
ALSモデルマウスにおけるヒトMuse細胞静注療法の治療効果を発表。

臨時記者会見を行い、当科の阿部康二教授と山下徹講師は東北大学の出澤真理教授と共同研究を行い、筋萎縮性側索硬化症(ALS)モデルマウスにヒト骨髄由来Muse細胞を経静脈的に投与すると、運動機能などにおいて症状進行抑制効果があることを発見したことを発表しました。本研究成果は、進行する運動麻痺や呼吸筋麻痺に苦しむALS患者を救う新たな治療法開発につながることが期待されます(詳細は図1ならびに下記サイトをご参照ください)。

岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 脳神経内科学講座
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