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次世代グローバル研究コア探る フランス、スイスで「グローバル・フューチャーセッション」

 本学の強みの一つ「物理学分野」の海外研究拠点形成や連携強化を目的として、本学理学部附属界面科学研究施設の久保園芳博教授と大学院自然科学研究科機能電子物理学研究室の神戸高志准教授が3月17~23日、フランス、スイスを訪問。ナノテクノロジー分野、超伝導分野の研究者らと「グローバル・フューチャーセッション」を行いました。
 久保園教授と神戸准教授らは、物質物理工学研究所(Materials and Physical Engineering Laboratory ; LMGP)内で、フランス・グルノーブル大学のベルナール・シュヌヴィエ(Bernard Chenevier) 教授とセッションを行いました。本学のエネルギー環境新素材拠点 における最近の研究成果や物理学分野での超伝導、有機エレクトロニクス、グラフェンなどの研究成果についても紹介。LMGP研究所内の見学、研究成果の報告を受け、今後、有機エレクトロニクス分野で共同研究プロジェクトを進めていくことになりました。
ノーベル物理学賞受賞者であるルイ・ネール博士によって設立されたネール研究所(Institute of Neel)も訪問し、ヴィンセント・ボシェット(Vincent Bouchiat)教授らの研究グループとグラフェンの作製、研究成果について話し合いました。
 スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)では、ラスツォロ・フォロー(Laszro Forro)教授らと、久保園教授らが開発した鉄系超伝導体や芳香族超伝導体についてのセミナーが行われ、学生や研究者らと活発に意見交換しました。今後、超伝導機構の解明に向けた共同研究プロジェクトを進めていくこととなりました。
 本学は、研究力におけるさまざまな強みをさらに強化し、社会とともに革新的イノベーションや高付加価値産業の創出を推し進めています。「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」につながる積極的な研究推進と研究力向上のため、精力的に研究ネットワークの拡大を行っており、本セッションの成果も研究大学運営に活かしていきます。
 本セッションは、今年度本学が採択された文部科学省の「研究大学強化促進事業」の取り組みの一環として実施されました。

※「フューチャーセッション」とは
次世代シーズ・ニーズ創出を探るとともに、未来について多様な立場から解決すべき問題を提起。少人数で活発な対話を通してより良い未来を実現する解決策を構築するセッションです。また、「グローバル・フューチャーセッション」は、海外研究拠点形成や連携強化を目的に開催する国際セッションです(下記、過去5回のセッション)。

第3回inドイツ(テーマは「バイオフィジックス」)こちら
第4回inコロラド(テーマは「マイクロ流路分析装置」)こちら
第5回inニューヨーク(テーマは「分子イメージング診断薬」)こちら
第6回inケベック(テーマは「光技術」)こちら
第7回inシカゴ(テーマは「がん幹細胞」)こちら


【本件問い合わせ先】
理学部附属界面科学研究施設 教授 久保園芳博
TEL:086-251-7850

(14.03.31)



グルノーブルのLMGP研究所で講演を行う久保園教授


シュヌヴィエ教授と議論する久保園教授(右)


EPFLのセッションを開催した(右から)フォロー教、久保園教授、神戸准教授


EPFLラーニングセンター。日本人建築家SANAAの設計